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【2026年最新】オーストラリアのお土産15選|値段と日本への持ち帰りルール

シドニーの港沿いでお土産の紙袋を手に微笑む日本人女性。オーストラリアのお土産選びの場面

留学やワーキングホリデーを終えて帰国するとき、あるいは一時帰国のとき、「家族や職場に何を買って帰ろう」と悩む方は多いはずです。定番のTim Tamは思い浮かんでも、いくらで、どこで買えば安いのか、そもそも日本に持ち込んで大丈夫なのかまでは、意外と知られていません。

特に注意したいのが持ち帰りのルールです。ビーフジャーキーのような肉製品は日本の動物検疫の対象で、「おみやげだから」という理由では持ち込めません。お酒は3本までが免税、化粧品や塗り薬にも数量の目安があります。さらにオーストラリアの空港では、ベジマイトやはちみつも「ジェル」扱いになり、大きな瓶は機内に持ち込めません。

この記事では、オーストラリア発で現在も販売されているブランドを公式サイトで確認したうえで、定番のお土産15品を紹介します。価格はColes・Woolworths・各ブランド公式・空港免税店のオンラインストアで2026年9月29日に確認したもので、日本への持ち帰りルールは動物検疫所・植物防疫所・税関の公式ページをもとにまとめています。

ばらまき用・家族用・自分用の予算別おすすめも用意しました。帰国準備や現地生活の不安があれば、記事の最後からいつでも無料相談を受け付けています。

帰国準備や現地での生活、お気軽にご相談ください!

オーストラリアのお土産15選 一覧表

お菓子・食品・コスメ・雑貨の4ジャンルで選ぶオーストラリアのお土産を4コマで示した図

まずは15品の全体像です。価格は2026年9月29日時点で各社の公式オンラインストアに表示されていた税込価格で、店舗や時期、特売によって変わります。日本円は1AU$=100円で計算した目安です。

No. お土産 ジャンル 価格の目安 主な購入先 日本への持ち込み
① Tim Tam お菓子 200g AU$6(約600円) スーパー 問題なし
② Haigh’s Chocolates お菓子 カエル型チョコ150g AU$18.50 直営店・公式通販 問題なし
③ Byron Bay Cookies お菓子 Cookie Bites 100g AU$3 スーパー・カフェ 問題なし
④ マカダミアナッツ ナッツ 120g AU$5.25〜 スーパー ローストは検査不要/生は検査
⑤ Vegemite 食品 150g AU$4.20 スーパー 機内持込は100gまで
⑥ T2の紅茶 飲み物 ティーバッグ25包 AU$17.50〜22 スーパー・直営店 検査不要
⑦ Capilanoのはちみつ 食品 500g AU$9.30/マヌカ250g AU$11.60〜 スーパー 機内持込は100gまで
⑧ オーストラリアワイン お酒 銘柄により幅広い 酒販店・ワイナリー 760mlを3本まで免税
⑨ Lucas’ Papaw Ointment コスメ 25g AU$9.86〜10 スーパー・薬局 1品目24個まで
⑩ Aesop コスメ ハンドバーム75mL A$47 直営店 1品目24個まで
⑪ Jurlique コスメ ローズハンドクリーム40ml AU$38 直営店・免税店 1品目24個まで
⑫ Sukin コスメ 洗顔125mL AU$15 スーパー・薬局 1品目24個まで
⑬ Bondi Sands コスメ SPF50+日焼け止め AU$16.95 スーパー・薬局 1品目24個まで
⑭ シープスキンブーツ 衣類 ミニ丈 AU$219〜 専門店 完成品は検疫対象外
⑮ Peter Alexander 衣類 靴下 AU$19.95〜 直営店 問題なし
※価格は2026年9月29日に各社公式オンラインストアで確認した税込価格。最新の価格・在庫は各店舗でご確認ください。

お菓子のお土産

お菓子は軽くて配りやすく、スーパーで手に入るものが多いのが魅力です。チョコレート系は夏場(12〜2月)に溶けやすいので、買うのは出発直前にして、スーツケースの中央に入れて持ち帰りましょう。

① Tim Tam(ティムタム)

ブランド Arnott’s(アーノッツ)
発祥 1964年に発売されたチョコレートビスケット
価格 Original 200g AU$6(Coles・Woolworthsとも同額)/Family Pack 365g AU$8
買える場所 Coles、Woolworthsなどのスーパー全般

オーストラリア土産の代名詞といえるのがTim Tamです。Arnott’s公式は、1964年に生まれたTim Tamを「オーストラリアで最も愛され、最も象徴的なチョコレートビスケット」と紹介しています。ビスケットでチョコクリームを挟み、全体をチョコでコーティングした濃厚な甘さが特徴です。

現地のスーパーでは、Original以外にDouble Chocolate、Dark、White Chocolate、Choc Mint、Chewy Caramelなどが常に並んでいます。2026年9月29日時点のWoolworthsでは、主要フレーバーの多くが1箱AU$6で統一されていました。いくつかの味を組み合わせて渡すと、定番でも選ぶ楽しさが出ます。

価格はColesとWoolworthsの通常価格が同じで、差がつくのは特売のときです。どちらのスーパーも週替わりでセールをしているので、帰国日の数週間前から様子を見ておくと安く買えることがあります。

留学生目線のひとこと:1箱の枚数はフレーバーで違います。職場に配るなら人数分の枚数を箱の表示で確認し、大容量のFamily Packを選ぶと割安です。

② Haigh’s Chocolates(ヘイグス チョコレート)

発祥 1915年5月1日、アデレードで創業
価格 Milk Chocolate Frogs 150g AU$18.50/Gift Box 210g AU$31.90
買える場所 直営店、公式オンラインストア
見学 アデレード・パークサイドの本店で無料のチョコレート体験を実施

少し上質なチョコレートを贈りたいなら、南オーストラリア州アデレード発祥のHaigh’s Chocolatesです。公式サイトによると、1915年5月1日にAlfred E Haigh氏がアデレード中心部のKing William Streetに1号店を開いたのが始まりで、2025年に創業110年を迎えました。カカオ豆からチョコレートを作る「bean-to-bar」にこだわるブランドです。

名物はカエルの形をしたチョコレート「Frogs」です。ミルク、ダーク、ペパーミント、ストロベリーなど味の種類が多く、150g入りの袋がAU$18.50、化粧箱入りの210gがAU$31.90でした。箱入りはそのまま手渡せるので、家族や目上の方へのお土産に向いています。

アデレードに滞在するなら、市街地の南、Greenhill Road沿いのパークサイドにある本店がおすすめです。公式サイトでは、無料のチョコレート体験(Haigh’s Free Chocolate Experience)で製造工程やブランドの歴史を紹介しています。ブリスベンのMt Gravattにも新店舗ができており、東海岸でも買いやすくなっています。

こんな人に向いている:スーパーのお菓子より一段上のものを贈りたい方、アデレードに留学・滞在する方。

③ Byron Bay Cookies(バイロンベイクッキー)

発祥 1990年、ニューサウスウェールズ州バイロンベイの後背地の農家で創業
価格 Cookie Bites 100g AU$3(Woolworths)
買える場所 スーパー、カフェ、デリ

サーフタウンとして人気のバイロンベイで生まれたクッキーです。公式サイトによると、1990年に創業者のMaggiさんとGaryさんが家族のレシピをもとに、地元産のマカダミアナッツなどを使って焼いたクッキーをマーケットで売り始めたのが始まりです。地元の人が「バイロンのクッキー」と呼んだことが、そのままブランド名になりました。

オーストラリアのカフェのレジ横に置かれた大きなガラス瓶のクッキーは、多くがこのブランドです。お土産に使いやすいのは、一口サイズの「Cookie Bites」で、Woolworthsでは100g入りがAU$3でした。White Choc Macadamia、Milk Choc Chunk、Macadamia Shortbreadなど味の種類も豊富です。

1袋あたり約300円と手頃なので、ばらまき用にまとめ買いしやすいのが強みです。ただしクッキーは割れやすいため、スーツケースでは衣類の間に挟んで持ち帰りましょう。

留学生目線のひとこと:現地のカフェでコーヒーと一緒に1枚買って味見してから、お土産用を選ぶと失敗がありません。

④ マカダミアナッツ

原産 オーストラリア東海岸の熱帯雨林
価格 Woolworths Macadamias 120g AU$5.25/Honey Macadamia 120g AU$7.50/Roasted & Salted 400g AU$18(通常価格)
チョコ掛け Patons Australian Macadamia Nuts Milk Chocolate 130g AU$10
日本への持ち込み ローストしたものは検査不要、生(乾燥)は植物検疫カウンターで検査

マカダミアナッツはハワイ土産のイメージが強いかもしれませんが、原産地はオーストラリアです。業界団体Australian Macadamiasによると、マカダミアは6,000万年以上前にオーストラリア東海岸の熱帯雨林で進化した植物で、現在は同国第4位の園芸輸出品として、収穫の約72%が40か国以上へ輸出されています。「実はオーストラリアが原産」というひとことを添えると、話のきっかけになります。

スーパーでは、Woolworthsのプライベートブランドから120gで5ドル台の小袋があり、ハチミツ味(Honey Macadamia)やチョコレート掛けも選べます。大袋は割安ですが、配るなら小袋を人数分そろえるほうが喜ばれます。

注意したいのは日本の植物検疫です。農林水産省は「ローストナッツ」を検疫を受けなくても持ち込めるものとして挙げています。一方、植物防疫所のオーストラリア向けページでは、「マカダミアナッツ(乾燥)」は入国時の検査が必要とされています。生の(Raw)ナッツを買った場合は、日本到着後に植物検疫カウンターで検査を受けてください。

留学生目線のひとこと:パッケージの「Roasted」「Roasted & Salted」、またはチョコ掛けなどの加工品を選べば、空港での手間がかかりません。

食品・飲み物のお土産

食品は「オーストラリアの日常」を伝えられるのが魅力です。ただし瓶入りのものは重く、空港の液体物ルールにもかかわります。持ち帰り方も一緒に確認しておきましょう。

⑤ Vegemite(ベジマイト)

発祥 1923年からメルボルン(Port Melbourne)で製造
価格 150g AU$4.20/380g AU$7.70/Squeezy 350g AU$6.80(Woolworths)
買える場所 スーパー全般
注意 空港ではジェル扱い。100gを超える瓶は預け荷物へ

パンに塗って食べる黒いペーストで、オーストラリア人にとっての「ごはんのお供」のような存在です。公式サイトによると、1923年にCyril P Callister博士がビール酵母(brewer’s yeast)から開発しました。約80%の家庭の食品棚にあるとされる国民食です。

意外と知られていないのが、長く海外企業のブランドだったことです。公式サイトによると、2017年にオーストラリアの食品会社Bega Cheeseがブランドを買収し、「90年以上ぶりにオーストラリア資本に戻った」と紹介されています。製造は1923年から一貫してメルボルンのPort Melbourneです。

味はとても塩辛く、たっぷり塗ると驚かれます。バターを塗ったトーストに薄く伸ばすのが現地流です。お土産なら150gの小瓶(AU$4.20)が配りやすく、食べ方のメモを添えると親切です。

留学生目線のひとこと:ブリスベン空港は、ベジマイトを機内持ち込みが制限される「ジェル」の例に挙げています。150gの小瓶でも100gを超えるので、スーツケースに入れてください。

⑥ T2(ティーツー)の紅茶

発祥 1996年、メルボルンのフィッツロイで1号店を開業
価格 Melbourne Breakfast ティーバッグ25包:Woolworths AU$17.50/T2公式 AU$22(キューブ箱)
ギフト Down Under Wonders Loose Leaf Gift Pack AU$49(公式)
日本への持ち込み 紅茶は植物検疫の検査不要

T2はメルボルン生まれのティーブランドです。公式サイトによると、Maryanne ShearerさんとJan O’Connorさんが1996年にメルボルンのフィッツロイで1号店を開いたのが始まりで、現在はB Corp認証も取得しています。鮮やかな色のパッケージは、デザインをメルボルンの自社スタジオで手がけています。

定番は、その名のとおりメルボルンの名を冠した「Melbourne Breakfast」です。T2公式ストアではティーバッグ25包のキューブ箱がAU$22でした。同じ日のWoolworthsでは「T2 Tea Bags Melbourne Breakfast 25 pack」がAU$17.50で売られていました。自分用や家族用ならスーパー、見た目も重視するギフトなら直営店と使い分けるとよいでしょう。

紅茶は日本の植物検疫でも手間がかかりません。植物防疫所のオーストラリア向けページでは、緑茶・紅茶・中国茶は「検査なしで持ち込めます」とされています。軽くて割れないので、スーツケースのすき間にも入れやすいお土産です。

こんな人に向いている:甘いものが苦手な方へのお土産、紅茶好きの家族、オフィスで配る場合。

⑦ Capilano(キャピラノ)のはちみつ・マヌカハニー

発祥 1953年、Tim SmithさんとBert Smithさん兄弟が創業
価格 Pure Australian Honey 500g AU$9.30/Manuka MGO 100+ 250g AU$11.60/Manuka MGO 200+ 250g AU$18(Woolworths)
高グレード MGO 850+ Manuka 250g AU$96
注意 空港ではジェル扱い。100gを超える容器は預け荷物へ

Capilanoは、オーストラリアのスーパーで最もよく見かけるはちみつブランドです。公式サイトによると1953年にSmith兄弟が創業し、現在は600以上のオーストラリアの養蜂家族を支えています。ラベルの「100% Pure Australian Honey」がトレードマークです。

マヌカハニーというとニュージーランドを思い浮かべる方が多いのですが、オーストラリアにもマヌカハニーがあります。Capilano公式は、マヌカハニーの蜜源であるLeptospermum(レプトスペルマム)属の木はオーストラリアとニュージーランドに自生し、「ニュージーランドには1種類しかないのに対し、オーストラリアには80種以上がある」と説明しています。

マヌカハニーは「MGO」という数値が高いほど高価になり、Woolworthsでは250gでAU$11.60(MGO 100+)からAU$96(MGO 850+)まで幅がありました。売り場にはニュージーランド産のマヌカハニーも並んでいるので、オーストラリア産を選びたい場合はラベルの原産国表示を確認しましょう。なお動物検疫所の案内では、はちみつは動物検疫の対象に含まれていません。

📌 「マヌカ=ニュージーランドだけ」ではない

① マヌカハニーの蜜源Leptospermum属は、オーストラリアとニュージーランドの両方に自生しています。

② オーストラリアのスーパーには両国のマヌカハニーが並ぶため、「オーストラリア土産」として渡すならラベルの原産国表示を確認してください。

③ 瓶は空港でジェル扱いです。100gを超える容器は機内に持ち込めないので、スーツケースに入れましょう。

⑧ オーストラリアワイン

主な産地 バロッサ・ヴァレー(南オーストラリア州)、ヤラ・ヴァレー(ビクトリア州)、マーガレット・リバー(西オーストラリア州)など
価格 銘柄・産地によって大きく異なる
日本への免税範囲 1本760mlのものを3本まで(20歳以上)
TRS アルコール度数22%未満のワインは還付の対象(条件あり)

お酒好きの方へのお土産なら、オーストラリアワインは外せません。ワイナリーを訪ねて買ったボトルは、それ自体が旅の思い出になります。価格は銘柄によって大きく違うので、この記事では目安を載せず、ルールの面を中心に紹介します。

日本の税関の免税範囲は、お酒は「1本760mlのもの」を3本までです。20歳未満の方は、お酒とたばこは免税になりません。3本を超えた分は、ワインの場合1リットルあたり200円の簡易税率で課税されます。たとえば750mlのワインを1本余分に持ち帰ると、税額は約150円です。

オーストラリア側では、ワインは免税制度TRSの対象になる数少ないお酒です。オーストラリア国境警備隊(ABF)は、アルコールのうち度数22%未満のワインだけを対象としています。ワインにかかるWET(ワイン平衡税)とGSTが戻る仕組みで、同じ店でAU$300以上まとめて買う場合は検討する価値があります。

留学生目線のひとこと:瓶は機内に持ち込めないため預け荷物になります。ワイナリーや酒販店で専用の緩衝材をもらうか、衣類で厚く包んでください。

コスメ・スキンケアのお土産

オーストラリアはナチュラル系スキンケアの人気ブランドが多い国です。紫外線が強い国らしく、日焼け止めの選択肢も豊富です。軽くて単価が高めなので、家族や自分用のお土産に向いています。

⑨ Lucas’ Papaw Ointment(ルーカス ポーポー オイントメント)

発祥 1800年代後半にDr T.P. Lucasが処方。クイーンズランド州アカシアリッジの家族経営
価格 15gチューブ AU$6.96/25gチューブ AU$9.86(以上、公式)/75gジャー AU$20.50(Coles)
買える場所 スーパー、薬局、公式オンラインストア
区分 オーストラリアの医薬品登録(ARTG)を受けた製品(AUST L 13397)

赤いチューブでおなじみのパパイヤ(現地ではPapaw)軟膏です。公式サイトによると、外科医で植物学者でもあったDr T.P. Lucasが1800年代後半に処方したもので、110年以上クイーンズランド州のアカシアリッジを拠点に、6世代にわたる家族経営で作られています。原料には北クイーンズランドで育ったパパイヤを使っています。

唇の乾燥や手荒れなどにマルチに使えることから、現地ではバッグに1本入れている人が多い定番品です。オーストラリアでは医薬品の登録簿(ARTG)に掲載された製品で、パッケージにAUST L番号が記載されています。

価格は、公式ストアで25gチューブがAU$9.86、Colesで同サイズがAU$10.00とほぼ同じでした。75gジャーはColesでAU$20.50、同じ日のWoolworthsでは特売でAU$16.40(通常AU$20.50)でした。まとめ買いするなら、特売の時期を狙うのが一番の節約になります。

留学生目線のひとこと:職場へのばらまき用に大量に買う方もいますが、日本の税関は塗り薬(外用剤)や化粧品について「1品目24個以内」を個人使用の目安にしています。詳しくはこちらをご覧ください。

⑩ Aesop(イソップ)

発祥 1987年、メルボルンで創業
価格 Resurrection Aromatique Hand Balm 75mL A$47/500mL A$139
同シリーズ Resurrection Aromatique Hand Wash 500mL A$55
買える場所 直営店、公式オンラインストア

洗練された店舗デザインで世界的に知られるAesopは、メルボルン発のブランドです。公式サイトの「Our story」には、1987年にメルボルンで設立され、2003年にメルボルンのセントキルダで最初の店舗を開いたと書かれています。

お土産の定番は、ハンドバームの「Resurrection Aromatique Hand Balm」です。75mLがA$47で、公式サイトでは甘皮までしっとりさせる保湿力と、べたつかない使用感が紹介されています。配合成分にはマカダミアナッツオイルも含まれていて、オーストラリアらしさを感じられる一品です。

2026年9月29日に空港免税店Heinemann(シドニー空港)のオンラインカタログを検索したところ、Aesopの取り扱いは見当たりませんでした。Aesopを買うなら、市内の直営店で買っておくのが確実です。

こんな人に向いている:センスのよいギフトを贈りたい方、香りのあるハンドケアが好きな家族やパートナー。

⑪ Jurlique(ジュリーク)

発祥 創業者Ulrike KleinさんとJurgen Kleinさん。南オーストラリア州アデレードヒルズの自社農園
価格 Rose Hand Cream 40ml AU$38/125ml AU$70(公式)
免税店との比較 Revitalising Cleansing Gel 200ml:公式AU$50/Heinemann AU$48〜
買える場所 直営店、公式オンラインストア、空港免税店

Jurliqueは、アデレードヒルズにあるバイオダイナミック農法の自社農園で植物を育て、スキンケアの原料にしているブランドです。公式サイトでは、創業者のUlrike KleinさんとJurgen Kleinさんの「人を自然とつなぎ直したい」という思いがブランドの原点として紹介されています。

お土産で人気なのはバラの香りの「Rose Hand Cream」で、公式ストアでは40mlがAU$38でした。ラベンダーやシトラスなど香り違いもそろっているので、相手の好みに合わせて選べます。

Jurliqueは空港免税店でも買えるブランドです。2026年9月29日の比較では、Revitalising Cleansing Gel 200mlが公式AU$50に対しHeinemannでAU$48から、Replenishing Cleansing Lotion 200mlが公式AU$57に対しAU$54からの表示で、免税店のほうが4〜5%ほど安くなっていました。ただし免税店の品ぞろえは限られるため、欲しい商品が決まっているなら市内で買っておくと安心です。

こんな人に向いている:植物由来のスキンケアが好きな方、母親や祖母へのきちんとしたギフト。

⑫ Sukin(スキン)

発祥 2007年に誕生したオーストラリアのナチュラルスキンケア
価格 Foaming Facial Cleanser 125mL AU$15/Hydrating Shampoo 500mL AU$20(Woolworths)
買える場所 スーパー、薬局

スーパーや薬局で気軽に買えるナチュラル系スキンケアならSukinです。公式サイトによると2007年に誕生したブランドで、自らを「オーストラリアを代表するナチュラルスキンケアブランド」と紹介しています。動物実験を行わない(cruelty free)ことや、避けている成分を示す「No」リストも特徴です。

Woolworthsでは泡洗顔(Foaming Facial Cleanser)125mLがAU$15、シャンプー500mLがAU$20でした。高級ブランドより手頃なので、友人や自分用に試しやすい価格帯です。

ボトル入りの液体なので、機内持ち込みは100ml以下の容器に限られます。125mLや500mLのボトルは、液漏れ防止に袋へ入れてからスーツケースに入れて持ち帰りましょう。

留学生目線のひとこと:現地で自分が使ってみて気に入ったものをお土産にすると、使い心地まで説明できて喜ばれます。

⑬ Bondi Sands(ボンダイサンズ)

発祥 シドニーのボンダイビーチ発。2012年からセルフタンニングを展開
価格 Face SPF 50+ Everyday Sunscreen Fluid AU$16.95/Sunny Kiss Lip Balm SPF 50+ AU$9.95(公式)
買える場所 スーパー、薬局、公式オンラインストア

ボンダイビーチの名を冠したBondi Sandsは、公式サイトで「オーストラリアNo.1のセルフタンニングブランド」とうたうブランドです。肌を日焼けしたような色に見せるセルフタンニングで知られ、現在は30か国以上で販売されています。

お土産に使いやすいのは、日焼け止めのラインです。公式ストアでは顔用のSPF50+日焼け止め(Face SPF 50+ Everyday Sunscreen Fluid)がAU$16.95、SPF50+のリップバームがAU$9.95でした。紫外線が強いオーストラリアならではのお土産として、アウトドア好きの友人に喜ばれます。

スプレータイプの日焼け止めはエアゾール、ローションは液体です。機内持ち込みは100ml以下の容器に限られるので、大きいサイズは預け荷物に入れてください。

⚠ コスメを大量に買うときの注意

① 日本の税関は、化粧品と塗り薬(外用剤)について「標準サイズで1品目24個以内」を、個人で使う場合の目安として示しています。

② 同じハンドクリームやリップを職場用に30個、といった買い方はこの範囲を超えます。同じ商品は24個までにしましょう。

③ 液体・クリーム類は機内持ち込みが100ml以下の容器に限られます。大きいボトルは預け荷物へ入れてください。

雑貨・衣類のお土産

衣類は単価が高めですが、長く使ってもらえるお土産です。1店舗でAU$300以上買う場合は、オーストラリアの免税制度TRSの対象になる可能性があります。

⑭ シープスキンブーツ(UGGブーツ)

呼び方 オーストラリアでは「ugg」はシープスキンブーツの一般名称
価格例 UGG Since 1974:Men’s Heritage Classic Mini AU$219/Women’s Embossed Classic Mini AU$259(公式)
買える場所 シープスキン専門店、各ブランドの直営店・公式通販
日本への持ち込み 羊毛・革の完成品は動物検疫の対象外

「UGG」と聞くと、日本で売られている有名ブランドを思い浮かべる方が多いはずです。しかしその「UGG」は、アメリカ・カリフォルニア州の企業Deckersのブランドです。NSW州の法律家団体の機関誌Law Society Journalは2025年1月23日の記事で、「ugg」は1981年にオーストラリアの辞書に一般名詞として載り、オーストラリアとニュージーランドではシープスキンブーツを指す一般名称として扱われていると解説しています。

そのため、オーストラリアには「UGG」を名乗る地元ブランドが数多くあります。そのひとつUGG Since 1974は、公式サイトで「100% Australian Made」とうたい、50年にわたりオーストラリアで手作りしてきたと紹介しています。同社は商標をめぐる争いを経て、オーストラリアとニュージーランド以外では「Since 74」の名前で販売すると報じられています。価格はミニ丈でAU$219〜259でした。

「オーストラリア製」にこだわるなら、商品タグや公式サイトで製造国を確認するのが確実です。羊毛や革でできたブーツは完成品なので、動物検疫所の案内でも検疫の対象外とされています。

💡 シープスキンブーツは「1店舗でまとめ買い」がお得

① ブーツは1足でAU$200を超えることが多く、家族の分も同じ店で買うと合計AU$300に届きやすくなります。

② 同じ事業者(同じABN)で合計AU$300以上、出国前60日以内の購入などの条件を満たせば、TRSでGSTの還付を受けられます。

③ TRSでは紙の原本インボイスが必要です。購入時に「TRS用のタックスインボイスをください」と伝えましょう。

⑮ Peter Alexander(ピーター アレキサンダー)

ジャンル パジャマ、ルームウェア、靴下、スリッパ
価格 Heritage Stripe Sock AU$19.95/Stripe Soft Sock AU$25.95/Cosy Chunkie Bootie AU$39.95(公式)
買える場所 直営店、公式オンラインストア

Peter Alexanderは、オーストラリアのショッピングセンターでよく見かけるパジャマとルームウェアのブランドです。公式サイトの歴史紹介によると、創業者のPeterさんが母親の家の食卓でパジャマ作りを始め、サンプルを詰めたスーツケースを持って国中の店を回ったのが始まりです。メディアから「The Pyjama King(パジャマ王)」と呼ばれるまでになりました。

パジャマは1着の単価が高めですが、お土産に使いやすいのは靴下やルームシューズです。公式ストアでは、ベッドソックスがAU$19.95から、もこもこのルームシューズ(Cosy Chunkie Bootie)がAU$39.95でした。季節ごとにデザインが変わり、クリスマス柄などの限定品も出ます。

衣類は日本の検疫の対象外で、持ち帰りの心配がほとんどありません。かさばる場合は、自分の衣類と一緒に圧縮袋に入れるとスーツケースに収まりやすくなります。

こんな人に向いている:女性の友人や家族へのギフト、実用的なものを贈りたい方。

どこで買う?スーパー・公式店・空港免税店の値段比較

スーパー・ブランド直営店・空港免税店の3か所で買うオーストラリアのお土産の違いを示した図

同じ商品でも、どこで買うかで値段が変わります。2026年9月29日に、スーパー(Coles・Woolworths)、各ブランドの公式オンラインストア、空港免税店Heinemann(シドニー空港)のオンラインカタログで同じ商品の価格を比べました。

商品 スーパー 公式・専門店 空港免税店
Tim Tam Original 200g Coles・Woolworths AU$6 ― オンラインで取り扱いなし
T2 Melbourne Breakfast 25包 Woolworths AU$17.50 T2公式 AU$22 紅茶の取り扱いなし
Lucas’ Papaw 25g Coles AU$10.00 公式 AU$9.86 ―
Lucas’ Papaw 75g Coles AU$20.50/Woolworths 特価AU$16.40 ― ―
Jurlique Cleansing Gel 200ml ― 公式 AU$50 Heinemann AU$48〜
Jurlique Cleansing Lotion 200ml ― 公式 AU$57 Heinemann AU$54〜
※2026年9月29日に各社公式オンラインストアで確認。Colesは表示地域Melbourne 3000の価格。「―」は取り扱いなし、または確認していない項目。

比べてみると、使い分けははっきりしています。お菓子や食品はスーパー、スキンケアの一部は空港免税店が有利です。Tim TamやVegemiteのようなスーパーの定番は、空港免税店のオンラインカタログでは見当たりませんでした。「空港で買えばいい」と思っていると買いそびれる可能性があります。

もうひとつのポイントは特売です。Lucas’ Papawの75gは、通常価格はColesとWoolworthsで同じAU$20.50でしたが、Woolworthsは特売でAU$16.40になっていました。オーストラリアの大手スーパーは週替わりでセール品が変わるので、帰国の2〜3週間前から少しずつ買いそろえると節約できます。スーパーごとの価格帯や節約術は【2026年最新】オーストラリアのスーパー比較|4大チェーンの値段と節約術で詳しく紹介しています。

空港免税店を使う場合は、液体物の扱いにも注意してください。ブリスベン空港は、免税店の商品も液体物の制限の例外ではないと案内しており、液体・ジェル類は保安検査を通過した後の店舗で買うよう呼びかけています。

予算別・相手別のおすすめ

職場・友人・家族・自分用に分けたオーストラリアのお土産の選び方を4つの場面で示した図

15品を、渡す相手と予算で整理しました。日本円は1AU$=100円で計算した目安です。

相手 1人あたりの予算 おすすめ
ばらまき用(職場・クラスメイト・友人)
大人数の職場 AU$3〜6(約300〜600円) Byron Bay Cookie Bites(AU$3)、Tim Tam(AU$6)、マカダミアナッツ小袋(AU$5.25)
親しい友人 AU$4〜10(約400〜1,000円) Vegemite 150g(AU$4.20)、Lucas’ Papaw 15g・25g(AU$6.96〜10)、Bondi Sandsのリップ(AU$9.95)
家族用
両親・祖父母 AU$15〜35(約1,500〜3,500円) Haigh’sのFrogs Gift Box(AU$31.90)、T2の紅茶(AU$17.50〜22)、Capilanoのマヌカハニー(AU$11.60〜18)
お酒好きの家族 銘柄による オーストラリアワイン(免税は1本760mlのもの3本まで)
自分用・特別な人へ
スキンケア好き AU$38〜47(約3,800〜4,700円) JurliqueのRose Hand Cream(AU$38)、Aesopのハンドバーム(A$47)
冬用の実用品 AU$20〜260(約2,000〜26,000円) Peter Alexanderの靴下(AU$19.95〜)、シープスキンブーツ(AU$219〜)
※価格は2026年9月29日時点の各社公式オンラインストアの表示。特売・店舗により変わります。

ばらまき用で意識したいのは、個数の多さと持ち帰りやすさです。クッキーやTim Tamのようなお菓子は1つ数百円に収まり、検疫の心配もありません。瓶入りのVegemiteやはちみつは重いので、人数が多い職場向けよりも、親しい友人や家族向けに少数を選ぶほうが現実的です。

自分用には、現地で使ってみて気に入ったものを選ぶのがおすすめです。留学中にスーパーで買ったSukinやLucas’ Papawを、帰国前に買い足して持ち帰る人も多くいます。

留学中の生活費や帰国までの準備も、無料でご相談いただけます!

日本に持ち帰るときのルール【最重要】

肉製品・ナッツ・お酒・化粧品の4つに分けた、オーストラリアのお土産を日本へ持ち帰るときのルールの図

お土産選びで一番大切なのが、日本に持ち込めるかどうかです。ここでは、オーストラリアから日本へ持ち帰るときのルールを、動物検疫所・植物防疫所・税関の公式情報をもとに整理します。反対に、日本からオーストラリアへ持ち込むときのルールは向きが逆で内容も違います。そちらは【2026年最新】オーストラリアの持ち込み禁止品一覧|日本食・お土産の検疫ルールをご覧ください。

肉製品は原則持ち込めない(動物検疫)

最も注意が必要なのが肉製品です。動物検疫所の「肉製品などのおみやげについて」によると、牛・豚・羊・鹿などの偶蹄類、馬、鶏などの家きん、犬、兎に由来する肉は、生・冷蔵・冷凍だけでなく、加熱調理済みの加工品でも動物検疫の対象です。加工品の例として、ジャーキー、ハム、ソーセージ、ベーコン、肉まんが挙げられています。

そして、おみやげや個人消費用であっても、輸出国の政府機関が発行した検査証明書がないものは日本に持ち込めません。動物検疫所は「おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しい」として、肉製品のほとんどは持ち込めないと案内しています。

ただし例外もあります。同じページには、オーストラリアやニュージーランドでは日本向けに検査証明書を添付して販売されている商品もあると書かれています。その場合も、証明文と承認マークの両方の表記が必要で、動物検疫所の検査を受ける前に開封すると持ち込めなくなります。

⚠ 肉製品の違法な持ち込みは罰則の対象

① 肉製品などを違法に持ち込むと、300万円以下(法人は5,000万円以下)の罰金または3年以下の拘禁刑の対象になります(2020年7月1日から引き上げ)。

② 2026年には家畜伝染病予防法が改正され(5月19日公布)、輸入検疫を受けずに持ち込まれた肉製品等の国内での販売なども禁止されました。7月1日の規則改正では、肉などに由来する加工品も原則として検疫の対象であることが明確になっています。

③ 空港では検疫探知犬が手荷物をチェックしています。「知らなかった」では済まないので、ビーフジャーキーやソーセージはお土産の候補から外しましょう。

では、お菓子に使われている卵や牛乳はどうでしょうか。動物検疫所の指定外基準では、加熱によって卵のたん白質が完全に固まったもの(ケーキや菓子など)は検疫の対象外として例示されています。乳製品も、携帯品(手荷物や預け荷物)として持ち込む場合は対象外です。はちみつも動物検疫の対象に含まれていません。Tim Tamやクッキー、チョコレートは安心して持ち帰れます。

また、革のバッグや羊毛のセーターのような完成品も対象外です。シープスキンブーツやウールの小物も問題ありません。

ナッツ・果物・茶の扱い(植物防疫)

植物由来のものは植物防疫所の管轄です。植物防疫所のオーストラリア(タスマニア除く)向けページでは、品目ごとに次のように定められています。

扱い 主な品目
持ち込めない かんきつ類、キウイフルーツ、さくらんぼ、バナナ、パパイヤ、グアバ、マンゴウ、りんご、トマトなどの生の果物・野菜
入国時の検査が必要 マカダミアナッツ(乾燥)
検査なしで持ち込める 緑茶・紅茶・中国茶、マッシュルーム
事前に問い合わせが必要 乾燥香辛料、ドライフラワー、草花や野菜の種子、苗・球根など
持ち込めない(全ての国) 土、土の付いた植物
※植物防疫所のオーストラリア(タスマニア除く)向けページより(2026年9月29日確認)。タスマニアは別のページで確認してください。

加えて、農林水産省の広報誌aff(2023年11月号)は、製茶(密封された茶葉やティーバッグ)、焙煎済みコーヒー、ローストナッツ、一部のドライフルーツ、小売用に密封された乾燥香辛料を、検疫カウンターのチェックを受けなくても持ち込めるものとして挙げています。マカダミアナッツを買うならローストされたものを選ぶ、というのが一番簡単な対策です。

オーストラリアらしいワイルドフラワーのドライフラワーや、植物の種をお土産にしたい場合は、植物防疫所への事前の問い合わせが必要です。気軽に買える雑貨でも、土や種が付いていないか確認してください。

お酒・たばこ・香水の免税範囲

税関の「海外旅行者の免税範囲」では、入国者1人あたり次の範囲が免税です。携帯品と別送品がある場合は両方を合算します。

品目 免税範囲 備考
酒類 3本 1本760mlのもの。20歳未満は免税なし
紙巻たばこ 200本 紙巻たばこのみの場合。加熱式たばこのみの場合は個装等10個、葉巻のみは50本
香水 2オンス 1オンスは約28ml。オーデコロン、オードトワレは含まない
その他の品物 海外市価の合計20万円 1品目ごとの海外市価の合計が1万円以下のものは原則免税
※税関「海外旅行者の免税範囲」より(2026年9月29日確認)。6歳未満の子どもは、おもちゃなど本人が使うと認められるもの以外は免税になりません。

「その他の品物」の20万円は、お土産全体の合計額です。合計が20万円を超えると、20万円以内に収まる品物が免税になり、残りに課税されます。1個で20万円を超える品物は全額が課税対象です。一方、1品目ごとの合計が1万円以下のものは原則免税なので、例えば1個1,000円のチョコレートを9個買っても免税になります。

免税範囲を超えた場合の税額は、税関の「税額の計算方法」によると、海外の購入価格に0.6を掛けた金額を課税価格として計算します。簡易税率はワインやビールが1リットルあたり200円、ウイスキーやブランデーが800円、その他の品物は15%です。

化粧品・塗り薬は1品目24個まで

見落としがちなのが、化粧品や塗り薬の数量です。税関のカスタムスアンサー1806では、医薬品や化粧品は許可を受けた業者でなければ業として輸入できないとしたうえで、個人が自ら使用することが明らかな場合に限り、次の範囲なら手続きなしで輸入できると案内しています。

  • 化粧品:標準サイズで1品目につき24個以内
  • 外用剤(軟膏などの塗り薬。毒薬・劇薬・処方せん薬などを除く):標準サイズで1品目につき24個以内
  • 石けん、シャンプー、歯磨きなども医薬部外品や化粧品に当たる

Lucas’ Papawのような軟膏やハンドクリーム、日焼け止めを「職場全員に」と大量に買うと、この目安を超えることがあります。同じ商品は24個までにとどめ、配る人数が多い場合はお菓子と組み合わせるのがおすすめです。

帰国時は全員が申告書を提出する

税関の案内では、日本に入国(帰国)する全ての方が「携帯品・別送品申告書」を提出します。税関は、スマートフォンで事前に入力できるVisit Japan Webでの電子申告を推奨しています。申告書には肉製品や動植物の所持についての質問があるので、正しく答えてください。

免税範囲内のお土産だけでも申告書の提出は必要です。帰国前にやっておきたい手続き全体は、【オーストラリアから日本へ】何をしたらいいの?帰国前に必要な手続きにまとめています。

帰国前の手続きや、次の留学・ワーホリのプランもお気軽にご相談ください!

オーストラリア出国時の注意(TRS・液体物)

日本側のルールに加えて、オーストラリアを出国するときにも知っておきたい制度とルールがあります。

免税制度TRSで税金を取り戻す

オーストラリアには、旅行者が国内で買った商品を国外に持ち出すときに、GST(日本の消費税にあたる税金)とWET(ワイン平衡税)の還付を受けられるTRS(Tourist Refund Scheme)があります。オーストラリア国境警備隊(ABF)が示す主な条件は次のとおりです。

  • 同じABN(事業者番号)の店で、GST込みの合計AU$300以上を購入している
  • 出国前60日以内に購入している
  • 英語で書かれた紙のタックスインボイスの原本がある(AU$1,000以上は本人の名前入り)
  • 出国当日、空港では出発の30分前までにTRSの窓口で、パスポート・搭乗券・商品・インボイスを提示する
  • 求められたら全ての商品を機内持ち込みにできるよう準備しておく

お土産で気をつけたいのは、対象外の品目です。ABFは、オーストラリア国内で全部または一部を消費した食品・飲み物・香水・サプリメント、アルコール度数22%以上のお酒、たばこ、液体など機内に持ち込めない危険物を対象外としています。現金での還付や、商品の別送も認められていません。

お菓子を少しずつ買うお土産は、同じ店でAU$300に届きにくいため、TRSとは相性がよくありません。一方、シープスキンブーツやスキンケアを1店舗でまとめ買いする場合は、検討する価値があります。アプリでの事前入力や空港での流れは、オーストラリアの免税制度TRS完全ガイド 条件・アプリでのやり方・空港での流れ・おすすめ免税お土産までで詳しく解説しています。

ベジマイトやはちみつも「液体物」扱い

ベジマイトやワインの瓶を衣類で包みスーツケースに入れて預ける、オーストラリア出国前のお土産パッキング手順

オーストラリアの国際線では、液体・エアゾール・ジェル類の機内持ち込みが制限されています。ブリスベン空港は、国際線の手荷物に入れられるのは100mlまたは100g以下の容器だけで、約20cm四方の透明な再封可能な袋にまとめる必要があると案内しています。シドニー空港も、海外へ出発する場合は100mlまでしか保安検査を通せないと注意を呼びかけています。

意外なのは、その対象です。ブリスベン空港は「ジェル」の例として、ベジマイト、はちみつ、歯磨き粉を挙げています。ワインやシャンプーは液体、スプレー式の日焼け止めはエアゾールです。お土産の瓶やボトルは、スーツケースに入れて預けるのが基本です。

📝 出国前のパッキング手順

① ベジマイト、はちみつ、ワイン、ハンドクリームなど100g(100ml)を超えるものは、すべてスーツケースへ入れます。

② 瓶は1本ずつ袋に入れて口を閉じ、衣類で包んでスーツケースの中央に置きます。

③ TRSを使う商品は、チェックイン前に確認を受ける必要がある場合があります。対象商品は取り出しやすい場所にまとめておきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. オーストラリアのビーフジャーキーは日本に持ち帰れますか?
A. 原則として持ち帰れません。
動物検疫所は、ビーフジャーキーやソーセージなどの肉製品は、おみやげや個人消費用であってもオーストラリア政府機関が発行した検査証明書がなければ日本に持ち込めないと案内しています。オーストラリアでは日本向けの検査証明書を付けて販売されている商品もありますが、証明文と承認マークの両方が必要で、動物検疫所の検査を受ける前に開封すると持ち込めなくなります。迷ったら買わないのが一番安全です。

Q. マカダミアナッツは空港で検査が必要ですか?
A. ローストしたものは検査不要で、生(乾燥)のものは植物検疫カウンターでの検査が必要です。
農林水産省はローストナッツを検疫を受けなくても持ち込めるものとして挙げています。一方、植物防疫所のオーストラリア向けページでは、乾燥マカダミアナッツは入国時の検査に合格すれば持ち込めるとしています。スーパーで売っているRoasted & Saltedのような加工済みを選ぶと手間がありません。

Q. ワインは何本まで免税で持ち帰れますか?
A. 1本760mlのものを3本までです。
税関の免税範囲は20歳以上の方が対象で、20歳未満の方は酒類とたばこが免税になりません。3本を超えた分はワインの場合1リットルあたり200円の簡易税率で課税されます。瓶は機内に持ち込めないため、割れないよう梱包して預け荷物に入れてください。

Q. ベジマイトやはちみつは機内持ち込みできますか?
A. 100gまたは100mlを超える容器は機内に持ち込めません。
ブリスベン空港は、ベジマイトやはちみつ、歯磨き粉をジェル状のものの例として挙げており、国際線では液体・ジェル類は100ml(100g)以下の容器に入れて透明な袋にまとめる必要があります。大きな瓶はスーツケースに入れて預けるのが確実です。

Q. お土産はスーパーと空港の免税店のどちらで買うのが安いですか?
A. お菓子や食品はスーパー、スキンケアは空港の免税店が少し安い場合があります。
2026年9月29日に確認したところ、Tim TamやVegemiteはColesやWoolworthsで買うのが基本で、空港免税店のオンラインカタログには見当たりませんでした。一方、Jurliqueのクレンジングは公式ストアより免税店のほうがAU$2〜6安く表示されていました。

Q. TRS(免税制度)でお土産の税金は戻ってきますか?
A. 同じ事業者(同じABN)から合計AU$300以上を出国前60日以内に買うなど条件を満たせば、GSTが戻ります。
ただしオーストラリア国内で一部でも消費した食品・飲み物・香水は対象外で、お酒はアルコール度数22%未満のワインだけが対象です。シープスキンブーツやスキンケアを1店舗でまとめ買いする場合に使いやすい制度です。

この記事の情報源

この記事は、2026年9月29日時点で各機関・各社が公表している情報にもとづいて作成しています。検疫・免税のルールや価格は変わることがあるため、実際に購入・帰国される際は必ず公式ページで最新の内容をご確認ください。


まとめ

オーストラリアのお土産は、Tim TamやByron Bay Cookiesのような手頃なお菓子から、Haigh’sのチョコレート、T2の紅茶、AesopやJurliqueのスキンケア、シープスキンブーツまで幅広くそろっています。お菓子や食品はスーパー、スキンケアの一部は空港免税店が有利で、特売を狙えばさらに安く買えます。

職場へのばらまきなら1個AU$3〜6のお菓子、家族にはHaigh’sのギフトボックスや紅茶、自分用には現地で使って気に入ったスキンケアがおすすめです。ビーフジャーキーなどの肉製品は原則持ち帰れないこと、生のマカダミアナッツは検査が必要なこと、お酒は3本まで・化粧品は1品目24個までが目安であることを覚えておけば、帰国時に困ることはありません。

お土産選びは、留学生活を振り返る楽しい時間でもあります。帰国準備や現地での生活について不安なことがあれば、いつでも気軽にご相談ください。


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