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【2026年最新】オーストラリアの持ち込み禁止品一覧|日本食・お土産の検疫ルール

オーストラリアの持ち込み禁止品一覧

オーストラリアは世界でも特に検疫(バイオセキュリティ)が厳しい国のひとつです。日本食やお土産をスーツケースに詰める前に、持ち込みルールを必ず確認しておきましょう。

うっかり申告を忘れると、最大6,600ドル(約76万円)の罰金や没収、最悪の場合は刑事罰になるケースもあります。

この記事では、渡航前に知っておくべき持ち込みルールを「NG・要申告・OK」の3区分で、具体的にまとめました。

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はじめに|なぜオーストラリアの検疫はこんなに厳しいの?

オーストラリアは島国であるため、外来の病害虫や病気が一度入り込むと国内の農業・生態系に壊滅的なダメージを与えるリスクがあります。そのため、動植物・食品の持ち込みに対して世界トップクラスの厳格な検疫体制を敷いています。

空港には検疫探知犬が常駐しており、スーツケースの中の食品をかなりの精度で嗅ぎ分けます。「バレないだろう」という考えは禁物です。


オーストラリアへの持ち込みNGな物品

食品関係

カテゴリ NGの例
NG肉・肉製品 生肉・冷凍肉・燻製・塩漬け肉・ジャーキー・肉エキス入りブイヨン・ラーメンスープの素(肉系)
NG卵・卵製品 生卵・ゆで卵・温泉卵・一部の加工卵製品
NG魚・魚介類 内臓や頭を除去していないもの・冷蔵・冷凍が必要なもの
NG野菜・果物 生・冷凍(未調理)の野菜・果物・ドライフルーツ(種・皮含む)・生の豆・穀物
NG乳製品 口蹄疫の清浄国以外で製造された製品

その他

  • 違法薬物・規制薬物
  • 火器・武器・爆発物
  • 保護対象の野生動物(生体・剥製を含む)
  • 違法なポルノグラフィー

申告が必要な物品一覧

「持ち込めるかどうか」ではなく、「税関で申告が必要」なものです。申告さえすれば持ち込める可能性があります。申告なしで発見された場合は罰則対象になります。

カテゴリ 内容
申告アルコール 大人1人につき2.25リットルまで(ワイン・蒸留酒・シャンパン)
申告タバコ 大人1人につき25本まで(または無煙タバコ25g相当)
申告高額商品 免税・海外購入品の合計が大人AUD$900・子どもAUD$450を超える場合
申告現金・外貨 AUD$10,000相当以上
申告卵製品 一部の加工品(申告後に検査を受ければ持ち込める場合あり)
申告乳製品 種類によっては申告後に持ち込み可
申告肉・肉製品 缶詰・レトルトなど一部の加工品は申告後に可
申告魚・魚介類 加工済みで常温保存可能なものは申告後に可
申告野菜・果物・穀物 加工済み・密封された市販品は申告後に可
申告植物・種・漢方薬 種子・球根・木・竹製品・漢方薬など
申告ペット関連 ペットフード・標本・貝殻・蜂製品など
申告スポーツ・アウトドア用品 土の付いた靴・淡水域で使用したキャンプ用品・自転車など(土や糞・植物が付着していなければ持ち込み可)
申告医薬品 処方薬・ステロイド含む薬品類
申告羽毛製品 ダウンジャケット・羽毛布団など(鳥の生体組織や土・糞が付着していなければ可。高病原性鳥インフルエンザ発生国の製品は検査強化の可能性あり)

迷ったら必ず申告するのが鉄則です。申告してOKになるケースは多いですが、申告せずに発見されると問答無用で罰則対象になります。


持ち込みOKなもの一覧

検疫が厳しいオーストラリアでも、以下のものは問題なく持ち込めます。日本から持参したい食品の参考にしてください。

食品

品目 条件
OK調理済み白米・玄米 常温で6ヶ月以上保存可能な未開封の市販品
OK小麦粉・そば粉 製粉済み・未開封の市販品
OK豆類(加工品) 高度に加工されたもの(挽いたものはOK、乾燥のみはNG)
OK醤油・味噌・みりん・ソース 未開封の市販品
OK海藻類(焼き海苔・乾燥わかめ・昆布) 乾燥・未開封の市販品
OK魚由来の風味調味料 未開封の市販品
OKふりかけ 未開封の市販品
OKインスタントラーメン(そば・うどん) 申告不要で持ち込み可
OKインスタントラーメン(卵入り) 卵10%以上含む麺は長期常温保存可能な場合のみ可
OK市販の焼き菓子・クッキー 十分に加熱加工された常温保存可能な市販品
OK梅干し・漬物 可(自家製で種入りの梅干しは不可)
OKレトルトカレー・レトルト食品 密封された市販のレトルト品
OKうなぎ(レトルト) 常温保存可能・内臓処理済みの市販品
OKインスタント味噌汁 乾燥・常温保存可能な市販品
OK緑茶 持ち込み可
OK乳児用粉ミルク 10kgまで可。乳児同伴時のみ、調乳済みミルク1瓶も可
OK離乳食 未開封の市販品で常温6ヶ月以上保存可能なもの。乳児同伴時は開封済み1個まで可

お土産・工芸品

品目 持ち込み 条件
木竹製品(箸・扇子など) OK 新品または虫食いの痕跡がない清潔な状態のもの
わら製品(麦わら帽子など) 条件付き 目視で防虫・漂白処理が確認できれば可。確認できない場合は熱処理・くん蒸処理・ガンマ線照射が必要、または返送・廃棄
和太鼓 OK 革がなめし加工済みで、木枠に虫食いの痕跡がないこと
鉄器 OK 検疫対象外・申告不要
布製品(着物・帯など) OK 検疫対象外・申告不要
陶磁器 OK 検疫対象外・申告不要

日本食・お土産で持っていける?よくある品目チェック

品目 持ち込み 備考
カップラーメン(肉・海鮮なし) OK そのまま持ち込み可
カップラーメン(肉スープ入り) NG 肉エキス・ブイヨン入りはNG
醤油(市販の瓶・パック) OK 未開封の市販品
梅干し(市販品) OK 自家製で種入りはNG
海苔(乾燥・市販品) OK 乾燥加工済み市販品
ふりかけ OK 未開封の市販品
お菓子(チョコ・せんべい等) OK 加熱加工された常温保存可能な市販品
桜餅・柏餅(生) NG 生の植物が使われた和菓子はNG
レトルトカレー(市販品) OK 密封された市販のレトルト品
インスタント味噌汁 OK 乾燥・常温保存可能な市販品
緑茶(茶葉・ティーバッグ) OK 持ち込み可
うなぎ(レトルト) OK 常温保存可能・内臓処理済みの市販品
生卵・ゆで卵 NG 全卵は持ち込み不可
生の果物・野菜 NG 持ち込み不可
手作りおにぎり・弁当 NG 手作り食品・肉入りはNG

入国旅客カードの書き方

オーストラリア到着時に機内で配られる「Incoming Passenger Card(入国旅客カード)」に所持品を申告します。機内で配られなかった場合は、税関エリア付近に用意されています。

カードの裏面に「YES / NO」で答える質問が並んでいます。以下の項目に該当する場合はYESにチェックしてください。

入国カード(Incoming Passenger Card)の 日本語見本

質問(要約) 回答 YESにすべきケース
食品を持っているか YES 肉・魚・卵・乳製品・果物・野菜・お菓子など食品類すべて
動物・植物製品があるか YES 漢方薬・木製品・皮革製品・羽毛製品など
$900以上の商品があるか YES 海外購入品・免税品の合計がこの金額を超える場合
$10,000以上の現金があるか YES 外貨含む現金の合計
薬・医薬品を持っているか YES 処方薬・市販薬含む
農場・牧場・森林にいたか YES キャンプ・登山・農作業経験がある場合

「迷ったらYES」が鉄則。 YESにして申告しても、問題なければそのまま通過できます。NOにして発見されると罰則対象です。

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罰金・没収・刑事罰について

罰則のケース別まとめ

状況 結果
申告してNGな食品を持っていた 軽微没収・廃棄のみ(罰金なし)
申告せずにNGな食品を持ち込もうとした 罰金最大AUD$6,600の罰金
悪質・故意の持ち込み違反 重大刑事起訴・拘禁処罰の可能性

ポイントは「申告したかどうか」。 正直に申告して没収になるのは仕方ありませんが、隠して発見されると罰金が科されます。

実際に空港でよく見られるのが、「知らずに持ち込んでしまった」パターンです。梅干しやふりかけなど「これくらい大丈夫だろう」と思って申告しなかった結果、探知犬に反応されて罰金になるケースがあります。


よくある質問(FAQ)

Q. 申告したら必ず没収される?

A. そんなことはありません。申告してから検査官が確認し、問題なければそのまま持ち込めます。缶詰・レトルト・市販の加工品は申告しても通過できることが多いです。

Q. 薬(市販薬・処方薬)は持ち込める?

A. 持ち込めます。ただし申告が必要で、処方薬は英語の処方箋または医師の証明書を持参することを推奨します。大量に持ち込む場合は事前に確認してください。

Q. 空港の探知犬はどのくらい正確?

A. 非常に高精度です。スーツケースの中の密封された食品も嗅ぎ分けます。「バレないだろう」という考えは禁物です。

Q. お土産でもらった食品を持ち込む場合は?

A. 贈答用の品も同じルールが適用されます。市販の加工品であれば申告して持ち込める場合がありますが、生の食品はNGです。

Q. 旅客カードを英語で書けるか不安…

A. 日本語版のカードが用意されている場合もあります。英語でも選択式の質問がほとんどなので、YES/NOを答えるだけで大丈夫です。

空港の到着ゲート


まとめ|迷ったら必ず申告

オーストラリアへの留学にあたり、注意したいのが所持品の持ち込み規制です。とくに食品は規制が厳しいため、持参したいインスタント食品やお土産を用意する前に、禁制品に該当しないかをチェックしましょう。

検疫・税関に関する最新情報は、各種公式ホームページにて、ご確認ください。

国境管理隊(Australian Border Force)

在日オーストラリア大使館

オーストラリア政府観光局

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