日本からオーストラリアへ荷物を送る方法|料金比較・日数・関税・送れないものまで解説
- 2026年01月02日
- 留学ガイド
オーストラリアへの留学・ワーキングホリデーが決まったとき、スーツケースに入りきらないものや、渡航後に「やっぱり日本から送ってほしい」となるものが必ず出てきます。
でも国際郵便は種類が多くて、料金も複雑。「どこから送ればいいの?」「関税ってかかるの?」「送れないものはある?」と疑問だらけになりがちです。
この記事では、日本からオーストラリアへ荷物を送る4つの方法の料金・日数比較から、税関告知書の書き方・送れないもの一覧・受け取り側の注意点まで、ワーホリ・留学生が知っておくべき情報をすべてまとめました。
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4つの送り方と料金・日数の比較
日本からオーストラリアへ荷物を送る方法は主に4つです。まず一覧で比較してみましょう。
| 送り方 | 日数の目安 | 料金目安(5kg) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 日本郵便 EMS | 約7〜8日 | 約13,000円 | バランスが良い。郵便局から送れる |
| 日本郵便 航空便 | 約10日 | 約12,450円 | EMSより少し安い |
| 日本郵便 船便 | 約2ヶ月 | 約4,900円 | 最安。急がない荷物向け |
| ヤマト運輸 | 約7〜11日 | 約6,300円 | 日本のサービス品質で安心 |
| 佐川急便 | 約3日〜2週間 | 約14,500円 | 国内並みのサービス感 |
| FedEx | 約3〜7日 | 約23,000〜48,000円 | 安定したスピード・追跡精度 |
| DHL | 約2日 | 約36,000円 | 最速。急ぎのビジネス書類向き |
※料金は目安です。重量・サイズ・時期・燃油サーチャージにより変動します。送付前に必ず各社公式サイトで最新料金を確認してください。

日本郵便(EMS・航空便・船便)
日本郵便では、速さと料金のバランスで3種類から選べます。全国の郵便局から送れるため、アクセスのしやすさが最大のメリットです。
EMS(国際スピード郵便)
最も速くて追跡が細かいのがEMSです。5kgで約13,000円、届け日数は約7〜8日が目安です。追跡情報がリアルタイムで更新されるため、「荷物が今どこにあるか」を随時確認できます。貴重品や急ぎの書類を送るなら最初の選択肢です。
メリット:追跡が細かい・速い・郵便局で気軽に出せる
デメリット:航空便・船便より高い
航空便
EMSより少し安く、届け日数は約10日が目安です。5kgで約12,450円。急ぎではないがなるべく早く届けたい場合に向いています。
船便
最も安価で、5kgで約4,900円。ただし届くまでに約2ヶ月かかります。季節の服・本・インテリアなど、すぐに必要のない荷物をまとめて送る場合におすすめです。「渡航前にまず船便で大量の荷物を送り、自分は手荷物だけで行く」という使い方も有効です。
メリット:断然安い・大量の荷物に向く
デメリット:到着まで約2ヶ月かかる・追跡精度が低い
ヤマト運輸・佐川急便の国際宅配便
日本でおなじみの宅配会社2社も国際宅配便を提供しています。集荷サービスがあり、日本のサービス品質で安心感があります。
ヤマト運輸(国際宅急便)
| 重量・サイズ | 料金目安 |
|---|---|
| 2kg・60cm以内 | 約3,700円 |
| 5kg・80cm以内 | 約6,300円 |
| 10kg・100cm以内 | 約11,960円 |
届け日数は約7〜11日。日本郵便の航空便と同程度の日数で、5kgならEMSよりかなり安くなります。集荷サービスを使えば自宅まで来てもらえます。
佐川急便(飛脚国際宅配便)
| 重量・サイズ | 料金目安 |
|---|---|
| 2kg・60cm以内 | 約10,738円 |
| 5kg・80cm以内 | 約14,500円 |
| 10kg・100cm以内 | 約27,494円 |
届け日数は約3日〜2週間。ヤマトより高めの価格設定です。
FedEx
アメリカに本社を構える世界的な国際輸送会社です。ビジネス書類や高価値品の発送に強く、追跡情報の精度が高いのが特徴です。
| 重量 | 料金目安 |
|---|---|
| 5kg | 約23,000〜48,000円 |
| 10kg | 約30,000〜70,000円 |
届け日数は約3〜7日。集荷サービスを利用すると自宅まで来てもらえます。料金の幅が大きいのはサービスグレード(翌日・2日・エコノミー等)によって異なるためです。
メリット:世界的な信頼性・追跡が詳細・スピードが安定
デメリット:料金が高め・書類がやや複雑
DHL
ドイツの国際物流大手で、4社の中で最も速く届けられます。急ぎの書類やビジネス用途に向いています。
| 重量 | 料金目安 |
|---|---|
| 5kg | 約36,000円 |
| 10kg | 約49,000円 |
届け日数は約2日。送料は最も高いですが、スピードを最優先する場合の選択肢です。集荷・郵便ポスト投函・DHLサービスポイントへの持ち込みから出し方を選べます。
メリット:最速(最短2日)・出し方が柔軟・世界的信頼性
デメリット:4社で最も高い・郊外では集荷時間が限られることも
結局どれを選べばいい?目的別おすすめ
迷ったらこの表を参考にしてください。
| こんな場合 | おすすめ |
|---|---|
| コストを最優先したい | 日本郵便 船便 |
| バランス重視・郵便局から送りたい | 日本郵便 EMS |
| 日本のサービスで安心したい | ヤマト運輸 |
| とにかく早く届けたい | DHL |
| 追跡精度を重視したい | FedEx または EMS |
| 重い荷物を安く送りたい | ヤマト運輸 |
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税関告知書の書き方
オーストラリアに荷物を送る際は、税関告知書(Customs Declaration)の記入が必須です。書き忘れや不備があると、オーストラリア側で荷物が止まったり、受取人に追加費用が発生することがあります。

記入のポイント
品目をすべて英語で記載する
「衣類 → Clothing」「書籍 → Books」「化粧品 → Cosmetics」など、中身をすべて英語で記載します。「その他」「雑貨」のような曖昧な表現は避けてください。
商業目的でないことを明記する
個人使用の荷物であれば「Personal Use(個人使用)」、贈り物であれば「Personal Gift(個人的な贈り物)」と記載します。これにより不必要な輸入申告を回避できます。
内容品の価格を正直に申告する
過小申告はトラブルの原因になります。実際の価格を記載しましょう。
用紙の入手方法:各社の公式サイトからダウンロード可能です。EMSの場合は郵便局の窓口でもらい、書き方も窓口で教えてもらえます。
送れないもの・注意が必要なもの一覧
オーストラリアは自国の自然環境・農業を守るため、検疫が世界トップクラスに厳しい国です。以下のものは基本的に送ることができません。

絶対に送れないもの
| カテゴリ | 具体例 |
|---|---|
| 生鮮食品 | 生の果物・野菜・肉・魚・乳製品・卵 |
| 植物・種子 | 観葉植物・種・球根・木製品(未処理) |
| 動物・動物製品 | 毛皮・羽毛(未処理)・はく製 |
| 危険物 | 引火性液体・爆発物・電池類(航空便は特に制限あり) |
| 違法品 | 麻薬・偽造品・著作権侵害品 |
注意が必要なもの(申告すれば送れる場合がある)
・漢方薬・サプリメント
・化粧品・スキンケア(一定量以上は申告が必要な場合も)
・木製品・竹製品(処理証明が必要な場合あり)
持ち込み禁止品と同様、郵送でも同じルールが適用されます。迷ったら必ず税関告知書に記載し、オーストラリア税関の公式サイトで確認しましょう。
関税・GSTについて
GSTについて(よく「関税」と混同されるポイント)
よく「1,000ドル未満でも関税がかかる」と書かれている記事がありますが、正確には関税ではなくGST(消費税10%)のことです。
2018年7月1日以降、AU$1,000未満の輸入品にもGSTが課されるようになりました。これは関税(輸入税)とは別物で、オーストラリアの消費税に相当します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 課税対象 | AU$1,000以上の物品(以前の基準)→現在はAU$1,000未満でもGST課税 |
| GSTの税率 | 10% |
| 適用開始 | 2018年7月1日〜 |
| 注意点 | GSTは関税(Customs Duty)とは別。高額品は関税も別途かかる場合あり |
個人使用の荷物は多くの場合GSTの課税対象外になることもありますが、商業目的と判断された場合は課税されます。高額品を送る際は事前に確認することをおすすめします。
オーストラリア側での受け取り方法・不在時の対応
荷物を送る側だけでなく、受け取る側の準備も重要です。

シェアハウス・ホームステイの場合
住所には必ず部屋番号(Unit Number)まで記載してください。番号が抜けると配達できず返送されることがあります。
ホームステイの場合は、ホストファミリーに「日本から荷物が届く予定なので知らせてほしい」と事前に伝えておくと安心です。
不在時の対応
オーストラリアの配達員は不在の場合、ポストに不在票(Delivery Notice)を残して持ち帰ります(日本と同じ)。不在票に記載されたポストオフィスに免許証などのIDを持参して受け取ります。
EMSの場合はAustralia Post(オーストラリア郵便)が配達します。MyPostアカウントを作成しておくと、オンラインで再配達の日程調整や受け取り場所の変更ができます。
通関で止まった場合
内容品が検疫対象・申告漏れ・価格不明等の理由で荷物が税関で止まることがあります。その場合、Australia Borderforce(国境管理局)からの連絡が受取人のメールまたは郵便で届きます。指示に従って必要書類を提出するか、問題のある品目を廃棄することで通関が再開されます。
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よくある質問(FAQ)
Q. 船便はどのくらい遅れることがある?
A. 約2ヶ月が目安ですが、港の混雑状況によっては3ヶ月以上かかることもあります。急ぎではないものの発送に使い、到着を急かさない余裕を持って利用しましょう。
Q. リチウム電池(モバイルバッテリー等)は送れる?
A. 航空便での発送は航空法の規制により制限されています。モバイルバッテリー・スマホ・ノートPCなどは機内持ち込みが基本で、船便でも発送できない場合があります。各社に事前確認が必要です。
Q. 壊れ物はどう梱包すればいい?
A. 緩衝材でしっかり包み、箱の中で動かないよう固定してください。「FRAGILE(壊れ物)」と英語でラベルを貼ることもできますが、特別な取り扱い保証はないため、壊れやすいものは保険加入を検討しましょう。
Q. 荷物が届かない・遅延している場合はどうすればいい?
A. EMSやヤマトの場合、追跡番号から最新状況を確認できます。長期間動きがない場合は発送会社のカスタマーサービスに問い合わせましょう。国際郵便は紛失リスクがゼロではないため、高額品には保険をかけることをおすすめします。
Q. オーストラリアから日本に荷物を送りたい場合は?
A. 逆方向(オーストラリア→日本)の場合は、Australia Postのほか、FedEx・DHLが利用できます。Australia PostはJapan Postと提携しており、日本国内配達まで一貫して対応しています。
Q. 税関告知書は日本語で書いていい?
A. 英語での記載が必要です。日本語のみの記載では通関で止まる可能性があります。
まとめ
| テーマ | ポイント |
|---|---|
| 最安 | 日本郵便 船便(5kgで約4,900円・約2ヶ月) |
| バランス重視 | 日本郵便 EMS または ヤマト運輸 |
| 最速 | DHL(最短2日・最も高額) |
| 税関告知書 | 英語で品目をすべて記載。Personal Useと明記 |
| 送れないもの | 生鮮食品・植物・危険物は不可 |
| GST | 2018年〜AU$1,000未満でも10%課税対象 |
| 受け取り | 部屋番号まで記載。不在時はポストオフィスへ |
| 電池類 | 航空便は制限あり。事前確認が必要 |
荷物の発送は渡航後の生活を大きく左右します。料金・日数・内容物の制限を事前に把握して、余裕をもって手配しましょう。
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