オーストラリアでバリスタの資格を取ってカフェで働く方法【語学学校3校比較】
- 2026年06月26日
- 留学ガイド
「カフェで働きたいけど、バリスタの経験がない」「英語もまだ自信がないのにカフェで採用してもらえる?」
ワーホリでオーストラリアに来る人の多くが抱えるこの不安、実はバリスタコースで一気に解決できます。
オーストラリアはコーヒー文化が世界トップレベルの国。シドニーやメルボルンには至るところにこだわりのカフェが立ち並び、バリスタ経験者は引く手あまたの状態です。しかも語学学校のバリスタコースなら、英語を学びながらオーストラリア政府認定の国家資格まで取得できます。
この記事では、バリスタコースを開講している語学学校3校を費用・期間・取得資格の観点から比較します。どの学校が自分に合っているか、比べてみてください。
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オーストラリアでバリスタの資格を取るメリット
カフェ大国で就職に強い
オーストラリアはスペシャルティコーヒー文化の発信地として知られており、カフェの数は人口比で世界トップレベル。特にシドニーやメルボルンでは「バリスタ経験あり」は即戦力として評価され、ローカルの職場でも採用されやすくなります。英語力にあまり自信がなくても、資格とスキルがあれば就職活動の突破口になります。
AQF認定の職業訓練ユニットを取得できる
語学学校のバリスタコースは、単なる「カフェ研修」ではありません。オーストラリア政府が認定した全国職業訓練資格(AQF)のユニットを取得できるため、修了証は「使える資格」として扱われます。日本帰国後も、英会話スクールやインターナショナルなカフェでキャリアに活かせる実績になります。
ワーキングホリデーの「プラスアルファ」として最適
バリスタコースは最短2週間から受講できるものもあり、英語学習と並行して、または英語コース終了後に組み合わせる形でプランニングしやすいのも特徴です。「何かスキルを身につけてから現地で働きたい」というワーキングホリデービザの方のニーズにぴったり合致するコースです。
バリスタコースで学べること
語学学校のバリスタコースは、コーヒーの技術だけでなく、カフェで働くための総合的なスキルを英語で学ぶプログラムです。主な学習内容は以下の通りです。

コーヒーの知識と技術
コーヒー豆の選び方・挽き方、エスプレッソの抽出とクオリティチェック、ミルクテクスチャリング(フォーム・スチーム)、フラットホワイト・ラテ・カプチーノなど各種ドリンクの作り方、エスプレッソマシンとグラインダーの使い方・清掃方法を学びます。
カフェ英語・カスタマーサービス
オーダーの取り方・支払いの流れ、お客様への商品説明・レコメンド、クレーム対応とロールプレイ、職場でのコミュニケーション・チームワークなど、現場で即使える英語を身につけます。
衛生管理・食品安全
フードハイジーン(食品衛生)の基礎、クロスコンタミネーション(食品汚染)の予防、オーストラリアの職場における衛生基準を習得します。
就職準備
履歴書(CV)の書き方、面接対策・ロールプレイ、オーストラリアのカフェ文化・働くルールの理解まで、仕事探しに向けた実践的な準備も含まれています。
取得できる資格(AQF)とは?
オーストラリアの資格制度(AQF / Australian Qualifications Framework)に基づく「ユニット」が取得できるのが、バリスタコースの大きな強みです。主なユニットは以下のとおりです。
SITHFAB025:Prepare and serve espresso coffee(エスプレッソコーヒーの準備と提供)
SITXFSA005:Use hygienic practices for food safety(食品衛生の実践)
SITHFAB021:Provide Responsible Service of Alcohol(アルコールの適切なサービス提供)※学校による
これらは「Statement of Attainment(全国共通の能力証明書)」として発行され、オーストラリア全土の雇用主に通用する公式の修了証です。コーヒーの技術だけでなく、食品衛生やアルコールサービスの知識を持つことは、カフェやレストランの採用で大きなアドバンテージになります。
ワーキングホリデービザでも受講できる?ビザ別のポイント
バリスタコースは、ワーキングホリデービザ・観光ビザ・学生ビザのいずれでも受講可能な学校がほとんどです。ただし、ビザごとに就学期間の制限があるため、以下の点に注意してください。
ワーキングホリデービザの場合、1つの学校で最大17週間まで学習可能です。バリスタコースは2〜5週間のため制限内に収まります。
観光ビザは短期受講(2〜5週間)に向いています。就職を前提とした就労はできませんが、資格取得目的の就学は可能です。
学生ビザは制限なく受講でき、週20時間までの就労も認められていますが、単体のコースでのビザ申請は期間が短すぎるため、他の一般英語コースなどと組み合わせるのが現実的です。
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バリスタコースを開講している語学学校3校
①Lexis English(レクシス イングリッシュ)
2週間という短期間で「すぐに働ける(Work-Ready)」状態を目指す、集中型の即戦力プログラムです。カスタマーサービス英語とバリスタ実技の両方を集中的に学べる構成になっています。
学内の実際に稼働しているカフェで最低8時間の実際のカフェ運営・接客の実習が含まれており、修了後は地元雇用主からの引き合いも多いと評判です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開講キャンパス | ブリスベン・ヌーサ |
| 期間 | 2週間(週20時間) |
| 必要な英語力 | Intermediate(中級)〜 |
| 学費 | $1,199 |
| 取得資格 | 食品衛生・コーヒー準備と提供 |
| 対応ビザ | ワーホリ・学生・観光 |
| 2026年開講日 | 7/6・8/3・9/7・10/6・11/2・12/7 |
また、バリスタコース(2週間)とバー&カクテルコース(2週間)をセットで受講できる4週間パッケージ($2,198)もあります。ホスピタリティ業界での就職の幅をさらに広げたい方におすすめです。
こんな人におすすめ: 短期集中で資格を取ってすぐ働きたい人、英語コースと組み合わせて効率よく準備したい人。
②BROWNS English Language School(ブラウンズ イングリッシュ ランゲージ スクール)
ブリスベン・ゴールドコースト・メルボルンの3都市で展開するBROWNSのバリスタプログラム(Barista@BROWNS)。最新鋭のエスプレッソマシンを備えた設備と、業界経験豊富な専門講師による指導が特徴です。他の2校との大きな違いは、RSA(Responsible Service of Alcohol)のユニット(SITHFAB021)も含む3ユニットの国家資格が取得できる点です。バーやレストランでの仕事にも応用が利くため、就職先の幅が広がります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開講キャンパス | ブリスベン・ゴールドコースト・メルボルン |
| 期間 | 5週間(週25時間) |
| 必要な英語力 | Intermediate(中級)〜 |
| 学費 | $2,640 |
| 取得資格 | 食品衛生・コーヒー準備と提供・RSA |
| 対応ビザ | ワーホリ・学生・観光 |
| 2026年開講日 | 9/7・10/26 |
こんな人におすすめ: ゴールドコーストで学びたい人、カフェだけでなくバー・レストランでも働きたい人、3つ同時に資格を取りたい人。
③Impact English(インパクト イングリッシュ カレッジ)
英語とバリスタスキルを同時に5週間かけてじっくり学べるプログラムです。国家認定コーヒーアカデミーでの実技訓練が授業に組み込まれており、学内カフェ「Cafe Impresso」でのワークエクスペリエンスの機会もあります。コーヒーロースタリー工場への訪問や、就職活動に特化した最終週(履歴書作成・面接ロールプレイ・給与・税金の理解)も充実しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開講キャンパス | ブリスベン・メルボルン |
| 期間 | 5週間(週20時間) |
| 必要な英語力 | Intermediate+(中級プラス)〜 |
| 学費 | $2,775 |
| 取得資格 | 食品衛生・コーヒー準備と提供 |
| 対応ビザ | ワーホリ・学生・観光 |
| 2026年開講日 | 8/3・9/7・10/12・11/16 |
こんな人におすすめ: 英語力もバリスタ技術も並行してしっかり伸ばしたい人。メルボルンのコーヒー文化を体感しながら学びたい人。
3校まとめ比較表
| 項目 | Lexis(レクシス) | BROWNS(ブラウンズ) | Impact(インパクト) |
|---|---|---|---|
| 受講期間 | 2週間 | 5週間 | 5週間 |
| 1週間の授業時間 | 週20時間 | 週25時間 | 週20時間 |
| 取得できる資格 | 2つ取得可能(食品衛生・コーヒー) | 3つ取得可能(食品衛生・コーヒー・RSA) | 2つ取得可能(食品衛生・コーヒー) |
| 実習 | 校内カフェでの最低8時間の運営・接客実習 | 充実の実技トレーニング、ラテアート、トレイサービス等 | 校内カフェでのインターンシップ、現地カフェ見学、焙煎工場見学 |
| 必要な英語力 | Intermediate(中級)〜 | Intermediate(中級)〜 | Intermediate+(中級プラス)〜 |
どの学校が自分に向いている?選び方のポイント
「とにかく早く働きたい」→ Lexis English
2週間で修了し、国家資格2ユニットも取得できます。毎月開講なので、オーストラリア到着後すぐに申し込めるのも魅力。午前中に授業を終えて、午後から仕事探しや観光もできます。
「英語力とバリスタ技術を同時に上げたい」→ Impact English
5週間かけて英語とコーヒー技術の両方を伸ばせます。コーヒーロースタリー見学など体験型の学習も含まれ、オーストラリアのコーヒー文化を深く理解したい人に向いています。
「カフェ以外の仕事にも応用したい」→ BROWNS
RSA(アルコールサービス資格)まで取得できるため、バーやレストランへの就職も視野に入れられます。ゴールドコーストで学べる唯一の選択肢でもあります。
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シドニーで1日だけ受講できるバリスタ体験クラス(ABM)
「シドニーに滞在しながらバリスタコースを体験したい」という方には、シドニー市内のABM Further Educationが提供する1日完結型のバリスタクラスがあります。
上記3校のような語学学校プログラムとは性質が異なり、AQF認定ユニットの取得は含まれません。ただし、本格的なエスプレッソマシンを使って、エスプレッソ抽出・ミルクフロス・ラテアートまでを4時間で体験できる実技重視の内容です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 学校 | ABM Further Education |
| 都市 | シドニー |
| 期間 | 1日(4時間) |
| 時間帯 | 16:30〜20:30 |
| 内容 | エスプレッソ抽出・ミルクフロス・ラテアート |
| 開始日 | 要相談 |
「まずは気軽に試してみたい」「バリスタの雰囲気をつかんでから学校を決めたい」という方の入口としておすすめです。
コース受講前に準備しておきたいこと
英語力はIntermediate以上が目安
3校ともIntermediate(中級・IELTS 5.0相当)以上の英語力が入学条件です。不安な場合は、同じ学校でGeneral Englishコースを数週間受講してからバリスタコースに進む「コンビネーションプラン」が現実的です。
ビザの就学制限を確認する
ワーホリビザは1校で17週間まで就学可能です。バリスタコース単体ならまず問題ありませんが、英語コースと組み合わせる場合は合計週数に注意してください。
開講日に合わせてビザ申請を逆算する
バリスタコースの開講日は毎月決まっているため、日本からの出発日・ビザの申請タイミングを早めに逆算して動くことが重要です。特に学生ビザが必要な場合、申請から取得まで数週間かかることがあります。
バリスタコース修了後の仕事の探し方
バリスタコースを修了したら、いよいよ仕事探しのステップです。資格を持っているだけでは仕事は見つかりません。履歴書(Resume)とカバーレター(Cover Letter)をしっかり準備して、積極的にアクションを起こしましょう。
履歴書(Resume)とは?
自分のスキルや経験をリスト化した書類です。決まったフォームはなく、各自でオリジナルの形式で作成します。
📝 履歴書の基本構成
② ビザの種類・有効期限
③ 職歴・学歴(過去の経歴を新しい順に)
④ スキル(接客、調理、PCスキルなど)
⑤ 資格・免許(RSA、バリスタ資格など)
⑥ リファレンス(過去の上司や同僚の連絡先)※あると良い
カバーレター(Cover Letter)とは?
履歴書だけでは伝わらない熱意や志望動機を伝える補足資料です。手紙形式で書きます。
📝 カバーレターの基本構成
② 自己紹介 & 仕事への応募理由(Why are you interested in this job?)
③ 過去の経験やスキルがどう活かせるか(How can you contribute to the company?)
④ 締めのメッセージ & 連絡先
| 履歴書(Resume) | カバーレター(Cover Letter) | |
|---|---|---|
| 形式 | 箇条書きでまとめる | 手紙のように書く |
| 長さ | 1〜2ページ(長すぎると読まれない) | 1ページ以内 |
| 内容 | 仕事の経験・スキル・資格 | 応募理由・アピールポイント |
| 必要性 | ほぼ必須 | あると好印象(特にローカルジョブ) |
履歴書のデザインはCanvaのテンプレートを活用するのがおすすめです。無料で使えるバリスタ・ホスピタリティ向けのテンプレートが揃っており、見栄えの良いResumeが短時間で作れます。

仕事の探し方・レジュメ配りの方法
オーストラリアのカフェ求人を探す方法は大きく2つあります。
オンラインで探す
Seek(seek.com.au)・Indeed・Gumtreeが主要な求人サイトです。「Barista」「Cafe Staff」「Hospitality」などのキーワードで検索しましょう。バリスタコース修了直後であれば「No experience required」「Training provided」の求人も狙い目です。
飛び込みでレジュメを配る(Walk-in)
オーストラリアのカフェ就職では、直接店舗に出向いてResumeを手渡しする方法が今でも有効です。気になるカフェに入り「Do you have any job openings? I’d like to leave my resume.」と一言添えて手渡しましょう。バリスタコース修了証をResumeに添付しておくと、その場で話が進むこともあります。朝のピーク前(開店直後)か、アイドルタイム(14〜16時ごろ)を狙うと店員に時間を取ってもらいやすいです。
まとめ
オーストラリアでバリスタコースを受講することは、カフェで働きたいワーホリの方にとって最も直接的で効率的なステップです。最短2週間でAQF認定の能力証明書(Statement of Attainment)が取得でき、英語力とカスタマーサービスのスキルも同時に高められます。
「オーストラリアに来る前に仕事が見つかるか不安」という方も、バリスタの資格としっかり準備したResumeがあれば、到着後すぐにオンライン求人への応募や、カフェへの飛び込みレジュメ配りに動くことができます。コーヒーが好き、または人と接する仕事がしたいという方は、ぜひバリスタコースを検討してみてください。
どの学校が自分のプランに合っているか迷ったら、ぜひアイエス留学ネットワークにご相談ください。ご状況に合わせた最適なプランをご提案します。
アイエス留学のサポート
アイエス留学は、30年以上・30,000人以上の留学生をサポートしてきました。
2025年7月からは、オーストラリア政府登録の日本人移民代理人(MARN)による日本語でのビザ相談も始めています。
これまで培った経験と専門知識を活かし、失敗しない学校・コース選びから、戦略的なビザ申請まで一人ひとりに合わせたサポートをご提供します。
確かなプランニング:物価高や学費の変化を踏まえ、無理のない計画を提案。
オーダーメイドのアドバイス:過去の失敗事例も踏まえ、戦略的なビザ申請をサポート。

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