オーストラリア留学、ワーキングホリデーの代行はオーストラリア留学のスペシャリスト・アイエス留学ネットワーク

サイトメニューはこちら
更新情報

オーストラリアの気候変動と異常気象|ファーム仕事への影響

オーストラリアの気候変動と異常気象への備えをテーマにしたイメージ。青空のシドニー市街でスマホを確認する留学生

「ニュースでオーストラリアの洪水や山火事を見て、これから行っても大丈夫かな」「ファームで働く予定だけど、雨が続いたら仕事はあるの?」——渡航を控えた方から、こうしたご相談が増えています。実際にアイエス留学にも、ファームに着いたものの雨で収穫ができず、しばらく仕事がなかったという現地からの声が届いています。

オーストラリアの平均気温は1910年以降で約1.5℃上がり、2025年は観測史上4番目に暑い年でした。一方で国土は日本の約20倍と広く、同じ時期に「北は洪水、南は猛暑」ということも珍しくありません。「オーストラリア全体が危ない」のではなく、どこで・いつ・何が起きやすいかを知っておくことが、いちばんの備えになります。

この記事では、2025〜2026年に実際に起きた異常気象を日付と地域つきで整理し、都市別のリスク、2026年春からのエルニーニョの見通し、そして雨でファーム仕事が止まったときの収入とセカンドビザ「88日」への影響を、オーストラリア政府の一次情報をもとに解説します。

読み終えて不安が残る方は、記事の最後からいつでも無料相談を受け付けています。

渡航先や時期の不安、無料でご相談いただけます!

①数字で見るオーストラリアの気候変動

オーストラリアの気候変動については、国の研究機関CSIRO(連邦科学産業研究機構)と気象庁にあたるBOM(Bureau of Meteorology)が、2年ごとにState of the Climateという報告書をまとめています。最新の2024年版から、留学・ワーホリ生活に関わる数字を抜き出すと次のとおりです。

項目 これまでの変化
平均気温 1910年以降で約1.51℃上昇。観測史上もっとも暑い9年のうち8年が2013年以降
極端な暑さ 記録的に暑かった2019年は、全国平均の最高気温が39℃を超えた日が33日。1960〜2018年の59年間の合計より多い
南部の雨 南西部の4〜10月の雨は1970年以降で約16%減少。南東部も1994年以降で約9%減少
北部の雨 雨季(10〜4月)の雨は1994年以降で約20%増加
大雨の強さ 短時間の大雨が強まっており、一部の地域では10%以上
山火事 1950年代以降、極端な火災気象が増え、火災シーズンも長くなっている
海 周辺の海面水温は1900年以降で約1.08℃上昇
※出典:CSIRO・BOM「State of the Climate 2024」(2024年公表)

2026年2月9日にBOMが公表したAnnual climate statement 2025によると、2025年の全国平均気温は平年(1961〜1990年の平均)より1.23℃高く、観測史上4番目の暑さでした。オーストラリア周辺の海面水温は2年連続で過去最高です。

雨は全国平均では平年より8%多かったものの、中身は極端です。クイーンズランド州の大部分やNSW州の沿岸では平年より多く、タスマニア州・ビクトリア州・南オーストラリア州の大部分では平年より少ない雨でした。同じ年に「雨が多すぎる地域」と「少なすぎる地域」が並んでいるのが、いまのオーストラリアです。

📌 「気候変動」と「その年の天気」は分けて考える

① 気温の上昇や大雨の強まりといった長期の傾向は、数字で確かめられるほど進んでいます。

② 一方で毎年の天気は、太平洋のラニーニャ・エルニーニョなどによって大きく振れます。

③ 2025年10月下旬に弱いラニーニャが再発達したあと、2026年9月時点では強いエルニーニョに移っており、1年足らずで正反対の状態になっています。

②2025〜2026年に起きた主な異常気象

オーストラリアの気候変動による地域差を示す図。北部の雨季と南部の熱波・山火事リスクを並べて説明

ここ1年半ほどの間に起きた、日本の報道でも取り上げられた主な出来事を一覧にしました。どれも「オーストラリア全土」ではなく、特定の地域で起きていることに注目してください。

時期 地域 出来事 ポイント
2025年2月上旬 クイーンズランド州北部(タウンズビル〜インガム) 記録的豪雨・洪水 インガムで8日間に1,340mm
2025年3月8日 クイーンズランド州南東部(ブリスベン近郊) サイクロン・アルフレッド ブリスベン100km圏内の上陸は1974年以来
2025年5月 NSW州中北部海岸(タリー周辺) 洪水 マニング川が1929年の最高水位を更新
2026年1月上旬 ビクトリア州 熱波と山火事 350棟超が焼失、農地1,000件超に被害
2026年1月30日 南オーストラリア州 熱波 ポートオーガスタで50.0℃

2025年2月:北クイーンズランドの記録的豪雨

2025年2月上旬、クイーンズランド州北部の沿岸に雨が集中しました。ABCニュース(2025年2月9日)によると、インガムでは2月の最初の8日間だけで1,340mmを記録し、どの月の雨量よりも多くなりました。タウンズビルも1,033mmと2月の最多を更新しています。

インガム周辺はサトウキビの産地で、タウンズビルからケアンズにかけてはワーホリのファーム仕事が多い地域でもあります。雨季(おおむね11〜4月)の北部では、こうした大雨で道路が寸断され、移動そのものができなくなることがあります。

2025年3月:サイクロン・アルフレッドがブリスベン近郊に上陸

BOMの記録によると、アルフレッドは2025年3月8日午後8時ごろ(東部標準時)、熱帯低気圧に弱まった状態でブリスベンの北にあるブライビー島を通過し、午後9時ごろ本土に上陸しました。ブリスベンから100km圏内のクイーンズランド州南東部の沿岸をサイクロンが横切ったのは、1974年3月のサイクロン・ゾーイ以来です。

ブリスベンやゴールドコーストは語学学校が多く、日本人の留学生・ワーホリも多いエリアです。「サイクロンは北部のもの」という思い込みを見直すきっかけになった出来事でした。

2025年5月:NSW州中北部海岸の洪水

2025年5月には、シドニーから車で北へ4時間ほどのNSW州中北部海岸で大規模な洪水が起きました。NSW州の緊急サービス(NSW SES)は2025年5月21日、タリーを流れるマニング川の水位が1929年の最高記録を超えてなお上昇中だと発表し、24時間で130件の洪水救助にあたったとしています。

2026年1月:南東部の熱波とビクトリア州の山火事

2026年1月上旬、南東部を熱波が襲い、ビクトリア州各地で山火事が広がりました。ABCニュース(2026年1月12日)によると、州内で350棟を超える建物が焼失し、1人が亡くなりました。農業への被害も大きく、1,000件を超える農地が被害を受け、家畜の損失は1万5,000頭を超えたと報じられています。

同じ月の1月30日には、南オーストラリア州のポートオーガスタで50.0℃を観測しました(ABCニュース、2026年1月30日)。これまでの同地点の記録49.5℃を上回り、オーストラリアで50℃が観測された地点としては最も南です。

③2026年の春〜夏は?強いエルニーニョの見通し

これから渡航する方にとって気になるのは、これからの天気です。BOMのSouthern hemisphere monitoring(2026年9月1日更新)によると、エルニーニョはすでに定着しており、その強さは「強い」段階にあります。太平洋の海面水温の指標は2026年8月30日までの1週間で+2.45℃と、エルニーニョの基準(+0.80℃)を大きく上回りました。

BOMは、この指標が1950年以降で最も高い値を上回るまで上がると予測しています。ピークは晩春から夏にかけてで、2027年の秋(3〜5月)まで続く見通しです。エルニーニョの年は、冬から春にかけてオーストラリアの中央部・東部が乾燥しやすいとされています。

各州の消防機関でつくるAFACが2026年8月19日に公表したSeasonal Bushfire Outlook Spring 2026では、NSW州北部と南東部、クイーンズランド州南東部、タスマニア州北東部、西オーストラリア州・南オーストラリア州・ビクトリア州の一部、ノーザンテリトリーの広い範囲で、この春の火災リスクが高いとされました。

⚠ 「エルニーニョの年は雨の心配がない」わけではない

① BOM自身が、エルニーニョが強くても、オーストラリアの雨や気温への影響が強く出るとは限らないと明記しています。

② オーストラリア周辺の海は平年より暖かく、BOMは短時間の強い雨が起こりやすくなる可能性を指摘しています。

③ 北部の雨季とサイクロンシーズン(11〜4月)は毎年やってきます。

④都市・地域別のリスクの違い

都市の中心部で暮らしていて、洪水や山火事の被害を直接受けるケースは多くありません。現実に影響が出やすいのは、交通の寸断・停電・山火事の煙、そして地方へ移動するときです。都市ごとに、注意したい現象と時期をまとめました。

都市 気候 注意したい現象 時期の目安
シドニー 温帯 猛暑日、周辺の山火事による煙、沿岸の大雨 12〜2月
メルボルン 温帯 猛暑日と急な気温の変化、州内の山火事 12〜2月
ブリスベン・ゴールドコースト 亜熱帯 夏の雷雨、大雨と洪水、まれにサイクロン 11〜4月
ケアンズ 熱帯 雨季の大雨、サイクロン、道路の冠水 11〜4月
ダーウィン 熱帯 雨季の大雨、サイクロン 11〜4月
パース 地中海性 猛暑日、周辺の山火事。冬の雨は長期的に減少 12〜2月
アデレード 地中海性 猛暑日、州内の熱波と山火事 12〜2月
※一般的な傾向です。実際の予報・警報は必ずBOMと各州の緊急サービスで確認してください。

サイクロンについては、BOMのAustralian tropical cyclone season monitoringによると、1980〜81年以降の平均でオーストラリア周辺に1シーズン約10個が発生し、そのうち3〜4個が上陸しています。2000〜01年以降は平均9個と、数自体はむしろ減っています。数が増えているのではなく、アルフレッドのように普段来ない場所に来ることがある、と理解しておくのが正確です。

南部の都市は、冬(6〜8月)の寒さも見落としがちです。冬に渡航する方はオーストラリアの冬の服装ガイドもあわせてご覧ください。

都市選び・渡航時期の迷いもお気軽にご相談ください!

⑤ワーホリのファーム仕事は天候でどう変わる?

ファーム仕事は、天気の影響を最も受けやすい仕事のひとつです。オーストラリア移民局も、出来高制で働く場合は天候や作物の熟し具合によって労働時間が変わることを前提にしています。雨が続けば収穫が止まり、猛暑の日は作業時間が短くなることもあります。

冒頭でご紹介したように、「ファームに行ったけれど雨で収穫ができず、仕事がなかった」という声は実際に届いています。ここでは、そのとき収入とビザの条件がどうなるのかを、制度から整理します。

雨で仕事がなくなると、収入はどうなる?

ワーホリのファーム仕事は、多くがカジュアル雇用(日本でいう非正規の時間給雇用)で、時給制か出来高制(ピースレート)で支払われます。フェアワーク・オンブズマンによると、2022年4月28日から園芸アワード(Horticulture Award)が改正され、出来高制で働く人にも「働いた時間×最低時給(カジュアルは25%の上乗せ込み)」を下回らない最低保証がつきました(Fair Work Ombudsman)。

ただし、これは実際に働いた時間に対する保証です。雨で作業そのものがなく、働いた時間がゼロの日は、カジュアル雇用では給料もゼロになります。一方でファームの宿舎やワーキングホステルの宿代、送迎代は、働かない日もかかるのが普通です。雨が1週間続けば、収入がないまま宿代だけが出ていくことも十分にあり得ます。

オーストラリアの最低賃金や給与の仕組みはオーストラリアの給与・時給の解説記事で詳しくまとめています。

セカンド・サードビザの「88日」と天候の関係

ワーホリのファーム仕事で雨の日と晴れの日を比較した図。給料の有無でセカンドビザ88日への算入が分かれることを説明

セカンドワーホリビザを申請するには、1年目のビザ期間中に指定地域で「specified work(指定された仕事)」を3ヶ月行う必要があります。移民局のSpecified work for Working Holiday visa (subclass 417)では、3ヶ月=週末などの休日を含む88暦日、サードビザの6ヶ月=179暦日と定義されています。さらに、その期間にフルタイムで働く人と同じ日数・シフト数を働いていることが条件です。数え方はWork and Holidayビザ(subclass 462)でも同じです。

天候との関係について、移民局は2026年9月11日時点で次のように明記しています。

ケース 88日へのカウント
悪天候・季節的な天候で働けず、給料も出なかった日 ✗ 数えられない
出来高制で、天候により1日の労働時間が5〜8時間と変動した日 ✓ 働いた日は数えられる
給料が支払われた祝日・病気休暇 ✓ 数えられる
給料が支払われない祝日・休暇 ✗ 数えられない
1日に2日分の時間を働いた ✗ 1日は1日としか数えない
被災指定地域での復旧ボランティア ✓ 作業した日を1日として数える
※出典:オーストラリア移民局「Specified work for Working Holiday visa (subclass 417)」(2026年9月11日確認)

移民局のページには、サトウキビ農場で出来高制・週5日の契約で88日間働いたものの、悪天候で予定していた5日間働けず無給だった人の例が載っています。この人は、あとから別の雇用主のもとで5日間追加で働くことで、ようやく条件を満たしました。つまり雨で失った日は、あとから働いて埋め合わせる必要があるということです。

⚠ よくある誤解:「雨で待機していた日も、ファームにいれば数えられる」

① 移民局は、悪天候で働けず給料も出なかった日は期間に含められないと明記しています。

② 悪天候を含め、どんな理由でも期間不足の例外は認めないとしています。

③ そのため移民局は、specified workを滞在の早い段階で計画するよう勧めています。ビザの残り期間ぎりぎりに始めるのは危険です。

洪水・山火事の復旧作業もspecified workになる

あまり知られていませんが、災害の復旧作業もspecified workとして認められています。洪水・サイクロン・その他の悪天候の被災指定地域で2021年12月31日以降に行った復旧作業は、有償でもボランティアでも対象です。この扱いは2025年4月5日以降に申請した人(その時点で審査中だった人を含む)に適用されています。

対象になる作業の例は、浸水した家屋の清掃やごみの運搬、解体や整地、道路・フェンスなどの修理、被災者を支援する団体での事務や物資の配達、被災した動物の世話などです。ボランティアの場合は、作業した日を1日として数えます。ビザ申請時には、ImmiAccountの「Employment type」で「flood recovery – paid」または「flood recovery – volunteer」を選びます。山火事の復旧作業も、2019年7月31日以降に指定地域で行ったものが対象です。

対象になるのは移民局が郵便番号で指定した地域に限られます。作業する前に移民局のページで郵便番号を確認し、作業日と内容を証明できる記録を残しておいてください。

天候リスクを踏まえたファーム選びと資金計画

天気は変えられませんが、天候で仕事が止まったときのダメージは、事前の準備で小さくできます。

  • 雇用条件を先に確認する:時給制か出来高制か、雨の日は別の作業(パッキングなど)があるか、給与明細が毎回出るかを働く前に確認します。移民局も、労働時間は働き始める前に雇用主と合意しておくよう勧めています。
  • 宿代の扱いを聞いておく:働かない日も宿代や送迎代がかかるのかを確認します。収入ゼロの週に固定費だけが出ていく事態を避けるためです。
  • 作物と地域の組み合わせを選ぶ:求人は政府のWorkforce Australiaのharvest求人ページでも探せます。雨季の北部で雨の多い時期を避けるなど、時期と地域の組み合わせを考えましょう。
  • 1ヶ所にこだわらない:specified workは複数の雇用主・複数の期間を合算できます。仕事が止まったら、別の地域に移るという選択肢を持っておきます。
  • 資金に余裕を持つ:数週間収入がなくても、宿代と次の場所への移動費を払える資金を残しておくと、条件の悪いファームに無理に留まらずに済みます。

💡 ファームに着く前に聞いておきたい3つの質問

① 雨の日は仕事がなくなりますか? 別の作業はありますか?

② 働かない日も宿代や送迎代はかかりますか?

③ 給与は時給ですか、出来高ですか? 給与明細は毎回もらえますか?

セカンドビザの計画やファーム選びもご相談ください!

⑥異常気象への備え:警報とアプリ

オーストラリア留学中の異常気象への備えを3ステップで示した図。BOMと州の警報アプリの活用方法を説明

オーストラリアの災害警報は、全国共通のAustralian Warning Systemで3段階に分けられています。山火事・洪水・嵐・サイクロン・猛暑などに共通の考え方なので、色と意味だけは覚えておきましょう。

警報レベル 意味
Advice(黄) 災害が発生したが、差し迫った危険はない。最新情報を確認し続ける
Watch and Act(橙) 危険が高まっている。自分と家族を守る行動を今すぐ始める
Emergency Warning(赤) 最も高いレベル。危険が迫っており、すぐに行動が必要

予報と気象警報はBOM、災害ごとの警報は滞在する州の公式情報源で受け取ります。渡航したら、まず次のアプリやサイトを確認しておきましょう。

州 公式の警報アプリ・サイト
NSW州 Hazards Near Me NSW(山火事・洪水などの警報。見守りエリアを登録できる)
ビクトリア州 VicEmergency
クイーンズランド州 Get Ready Queensland(各自治体のDisaster Dashboardへのリンク)
西オーストラリア州 Emergency WA(アプリ)
南オーストラリア州 Alert SA(アプリ)
タスマニア州 TasALERT

📌 2026年10月1日から国の新しい緊急警報「AusAlert」が始まる

① 電話番号あてに1件ずつ送るSMSの警報とは違い、近くの基地局から対象エリアにある対応端末へ一斉に配信する仕組み(セルブロードキャスト)です。日本やニュージーランドなど30ヶ国以上で使われています。

② 2026年7月27日には全国テストが行われました。オーストラリアにいるすべての人が対象で、警報が出たあとにそのエリアへ入った場合も受信できます。

③ 警報が届いたら、上の州のアプリやサイトで詳しい情報を確認しましょう。

停電や道路の寸断に備えて、モバイルバッテリーや常備薬は日本から持っていくと安心です。持ち物は留学の持ち物リストで確認できます。また、実際に災害や事故に巻き込まれたときの連絡先と行動手順は、オーストラリアの緊急対応ガイドで詳しく解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 今オーストラリアに留学・ワーホリで行っても大丈夫ですか?
A. 渡航そのものを控える必要はありませんが、行き先と時期ごとのリスクを知っておくことが大切です。
オーストラリアは日本の約20倍の広さがあり、洪水・サイクロン・山火事は特定の地域と季節に集中します。北部の11〜4月は雨季とサイクロン、南部の12〜2月は猛暑と山火事、というように分けて考え、渡航後はBOMの予報と州の警報アプリを入れておけば、多くのリスクは事前に避けられます。

Q. 雨でファームの仕事がなかった日は88日にカウントされますか?
A. 給料が出ていなければカウントされません。
オーストラリア移民局は、悪天候や季節的な天候で働けず、給料も支払われなかった日はspecified workの期間に含められないと明記しています。悪天候を理由にした例外も認めないとしているため、働けなかった日数分は後から追加で働く必要があります。88日の計画は滞在の早い時期に始めてください。

Q. 出来高制(ピースレート)だと、雨の日は収入ゼロになりますか?
A. 作業自体がない日は、収入が出ないのが一般的です。
2022年4月28日から、園芸アワードの出来高制でも「働いた時間×最低時給」を下回らない保証が始まりましたが、これは実際に働いた時間に対する保証です。雨で作業がなく働いた時間がゼロなら、カジュアル雇用では給料もゼロになり、宿代だけがかかることもあります。

Q. 災害の復旧ボランティアはセカンドビザの条件になりますか?
A. 指定された被災地域での復旧作業なら、ボランティアでもspecified workとして数えられます。
洪水・サイクロンなどの被災指定地域で2021年12月31日以降に行った復旧作業は、有償・無償を問わず対象で、2025年4月5日以降の申請に適用されています。ボランティアの場合は作業した日を1日として数えます。対象の郵便番号と作業内容は移民局のページで必ず確認してください。

Q. 2026年の春から夏はどんな天気に注意すればいいですか?
A. 南東部を中心に、暑さと山火事への注意が必要です。
BOMは2026年9月時点で強いエルニーニョが定着し、2027年の秋まで続く見通しだとしています。消防当局の春の見通しでも、NSW州・クイーンズランド州南東部・タスマニア州北東部などで火災リスクが高いとされました。ただし周辺の海が暖かく、短時間の強い雨の可能性もあるため、雨への備えも欠かせません。

Q. 災害の警報はどうやって受け取ればいいですか?
A. BOMの予報に加えて、滞在する州の公式警報アプリを入れておくのが基本です。
NSW州ならHazards Near Me NSW、ビクトリア州ならVicEmergencyなどがあります。さらに2026年10月1日からは、国の新しい緊急警報システムAusAlertが始まり、被害が出るおそれのあるエリアにいる対応端末へ一斉に警報が届くようになります。

この記事の情報源

この記事は、2026年9月11日時点でオーストラリア政府機関などが公表している情報にもとづいて作成しています。ビザの条件・賃金・警報の仕組みは変わることがあるため、実際に手続きや渡航の判断をされる際は、必ず公式ページで最新の内容をご確認ください。


まとめ

オーストラリアの気温上昇や大雨の強まりは、政府機関の数字で確かめられるほど進んでいます。ただし異常気象は特定の地域と季節に集中しており、「オーストラリア全体が危ない」わけではありません。2026年の春からは強いエルニーニョが続く見通しで、南東部を中心に暑さと山火事への注意が必要です。

都市で語学学校に通う方は、滞在する都市の注意時期を知り、BOMと州の警報アプリを入れておけば十分に備えられます。ファームで働く予定の方は、雨で仕事が止まれば収入がゼロになり得ること、そして無給の悪天候日は88日に数えられないことを前提に、早めの計画と資金の余裕を持っておいてください。

「どの時期に、どの地域でファームを探せばいいか」「自分の渡航時期で大丈夫か」など、個別の状況に合わせたご相談は無料で受け付けています。


アイエス留学のサポート

異常気象のニュースを見ると不安になりますが、正しい情報をもとに都市と時期を選べば、リスクの多くは事前に避けられます。ワーホリの方にとっては、天候に左右されるファーム仕事とセカンドビザの条件をどう組み合わせるかも大切なポイントです。

アイエス留学は、30年以上・30,000人以上の留学生をサポートしてきました。2025年7月からは、オーストラリア政府登録の日本人移民代理人(MARN)による日本語でのビザ相談も始めています。これまで培った経験と専門知識を活かし、失敗しない学校・コース選びから、戦略的なビザ申請まで一人ひとりに合わせたサポートをご提供します。

  • プロによる専門サポート: 移民代理人(MARN)が、セカンド・サードビザのspecified workの条件や数え方を日本語でご説明します。
  • 確かなプランニング: 都市ごとの気候や注意時期をふまえ、渡航時期・語学学校・ファーム期間を無理のない順番で組み立てます。
  • オーダーメイドのアドバイス: 予算やビザの残り期間に合わせて、天候で仕事が止まっても慌てない資金計画をご提案します。

アイエス留学のカウンセリング サポート

カウンセリングの予約方法

渡航時期やファーム計画の不安、まずは無料でご相談ください!

アイエス留学のカウンセリング予約方法

「まだ何も決まっていない」「どの学校が合うか分からない」という段階でも大丈夫です。お気軽にご連絡ください。

▶ あわせて読みたい関連記事
【2026年最新】オーストラリア緊急時の連絡先|000・領事館・紛失対応
【2026年最新】オーストラリアの最低賃金と時給相場|手取りまで解説
【永久保存版】オーストラリア留学・ワーキングホリデーに必要な持ち物リスト

留学カタログ日本まで配送しています!

今すぐ無料で資料請求
「まだ何も決まっていない状態」で相談してOKです!
\ お見積もり・ご相談 お気軽にどうぞ! /

💬 LINEで無料相談する

📸 公式Instagramをチェックする


最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional