オーストラリアのコンビニ事情|値段・使い方・日本との違い
- 2026年03月19日
- 留学ガイド
オーストラリアに着いて最初の数日、「とりあえず水とお昼ごはんを買いたい」と思ったときに目に入るのが、見慣れた7-Elevenの看板です。ところが入ってみると、お酒の棚はなく、おにぎりのコーナーも日本ほど大きくありません。値札を見て「日本のコンビニより高い?」と戸惑う方も少なくありません。
オーストラリアのコンビニは、日本のように生活のすべてが揃う場所ではなく、「急いでいるとき」「スーパーが閉まっている時間」に立ち寄る場所という位置づけです。一方で、$2のコーヒーや交通カードのチャージ、ドリンクの2本セールなど、上手に使えば留学生の強い味方になる場面もあります。
この記事では、2026年9月時点の情報をもとに、オーストラリアの主要コンビニ6チェーンの特徴、スーパーとの価格差の実例、日本のコンビニとの違い(特に「無いもの」)、そして留学生・ワーキングホリデーの方が知っておくと得をする使いどころを解説します。生活費全体の目安はオーストラリアの物価・生活費の記事で、100均やディスカウントストアはディスカウントストアの記事で詳しく紹介しています。
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オーストラリアのコンビニはどんな存在?まず全体像
オーストラリアでコンビニ(Convenience store)と呼ばれる店は、大きく2種類に分かれます。1つは7-ElevenやEzyMartのような街なかの独立店舗、もう1つはガソリンスタンドに併設された売店です。国土が広く車社会のオーストラリアでは、後者の比重が大きいのが特徴です。
日本ではコンビニが「徒歩圏に何軒もある生活インフラ」ですが、オーストラリアでは都市の中心部(CBD)や駅前、ガソリンスタンドに集中しています。郊外の住宅地では、徒歩圏にコンビニがないことも珍しくありません。日々の買い物の主役はColesやWoolworthsなどのスーパーで、コンビニはそれを補う存在です。
まずは、この記事で紹介する主要6チェーンの全体像を一覧で確認しましょう。
| チェーン名 | 店舗数の目安 | 主な地域 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 7-Eleven | 約760店 | VIC・NSW・ACT・QLD・WA | 最大手。2024年から日本のセブン&アイ・グループ傘下 |
| Reddy Express | 650店超 | 全国 | 旧Coles Express。ガソリンスタンド併設 |
| EzyMart | 約490店 | NSW中心 | 2001年シドニー創業の独立系チェーン |
| NightOwl | 約80店 | QLD中心 | 1975年ブリスベン創業の老舗 |
| OTR(On the Run) | 約190店 | SA中心 | ガソリンスタンド併設。アデレードで身近 |
| Ampol Foodary | 600店超(直営) | 全国 | 旧Caltex系のガソリンスタンド併設店 |
| ※店舗数は各社公表・報道・公開データベースによる2025〜2026年時点の目安です。出典は「この記事の情報源」にまとめています。 | |||
📌 オーストラリアの7-Elevenは「日本の会社」になったばかり
オーストラリアの7-Elevenは、1977年にメルボルン郊外のOakleighで1号店を開いて以来、47年以上にわたって地元の一族が経営する独立した会社でした。
2024年4月1日、日本のセブン&アイ・ホールディングス傘下の7-Eleven Internationalが買収し、グループの一員になりました。買収額は約17億豪ドルと報じられています。
その後、150店を超える店舗の改装やキッチン設備の強化が進み、2030年までに1,000店を目指す計画も報じられています。おにぎりなど「日本らしい商品」が増えてきたのは、こうした流れの中にあります。
主要コンビニ6チェーンの特徴

ここからは、留学・ワーホリで滞在する都市ごとに出会う可能性が高い6チェーンを、1つずつ紹介します。どの都市に住むかによって「いつものコンビニ」が変わるのも、オーストラリアならではです。
①7-Eleven(セブン-イレブン)
| 店舗数 | 約760店(2026年2月の報道で763店) |
| 展開地域 | ビクトリア州・ニューサウスウェールズ州・首都特別地域・クイーンズランド州・西オーストラリア州 |
| 創業 | 1977年(メルボルン郊外Oakleighに1号店) |
| 主なサービス | コーヒー、ホットフード、7NOW(配達)、ギフトカード、My 7-Elevenアプリ、Velocityポイント、Australia Postの宅配ロッカー、交通カードのチャージ(取扱店) |
| 公式サイト | 7-Eleven Australia About us |
オーストラリアで「コンビニ」と言えば、まず7-Elevenです。シドニー・メルボルン・ブリスベン・パースの中心部では、数ブロックごとに見かけるほど店舗があります。ガソリンスタンド併設の店舗も多く、郊外ではむしろそちらが主流です。
留学生に人気なのは、なんといっても安いコーヒーと、アプリ限定の日替わりドリンクセールです。ホットフードはミートパイやソーセージロール、ラザニア、バターチキンなどが並び、ドリンクと組み合わせた「Meal Deal」も用意されています。
なお、南オーストラリア州(アデレード)とタスマニア州、ノーザンテリトリーには店舗がありません。これらの地域に留学する方は、下で紹介するOTRやガソリンスタンド併設の売店が「いつものコンビニ」になります。
留学生目線のひとこと:My 7-Elevenアプリは渡航後すぐに入れておくのがおすすめです。ドリンクの日替わりセールはアプリ限定で、店頭の定価との差が大きい商品もあります。
②Reddy Express(レディ・エクスプレス)
| 店舗数 | 650店超 |
| 展開地域 | 全国(ガソリンスタンド併設) |
| 運営会社 | Viva Energy(2023年5月1日にColes Express約700店を取得) |
| 主なサービス | Flybuysポイント、Colesのレシートを使ったガソリン4c/L割引、Shellブランドの燃料(2029年まで) |
| 公式サイト | Reddy Express About |
Reddy Expressは、以前「Coles Express」という名前で営業していたガソリンスタンド併設のコンビニです。2023年にエネルギー会社のViva Energyが店舗網を取得し、約3年半かけて看板をReddy Expressへ切り替えてきました。
スーパーのColesと名前が分かれたあとも、Flybuys(Colesグループのポイント)が貯まり、Colesで買い物をしたレシートでガソリンが1Lあたり4セント割引になる仕組みは続いています。ガソリンスタンドの看板は、2029年まではShellのままです。
留学生目線のひとこと:ワーホリで車を買ってラウンドする方には、Colesのレシートとセットで使えるReddy Expressは覚えておきたい存在です。ポイントカードの仕組みはオーストラリアのポイントカードの記事で解説しています。
③EzyMart(イージーマート)
| 店舗数 | 約490店(2025年時点の公開データ) |
| 展開地域 | ニューサウスウェールズ州中心(VIC・QLD・TAS・SAにも出店) |
| 創業 | 2001年(シドニーのBondiで創業) |
| 公式サイト | EzyMart |
シドニーに留学する方がよく目にするのが、EzyMartです。ガソリンスタンドには併設されていない街なかの店舗が中心で、駅前や繁華街にもあります。
品揃えは飲み物・お菓子・日用品・タバコが中心で、7-Elevenのような独自のコーヒーやホットフードの展開は店舗によって差があります。「急に傘や充電ケーブルが必要になった」というときに頼れる店、と考えておくとよいでしょう。
留学生目線のひとこと:店舗ごとの品揃えや価格の差が大きいチェーンです。同じ商品でも近くのスーパーと比べて、価格を確かめてから買う習慣をつけると節約になります。
④NightOwl(ナイトオウル)
| 店舗数 | 約80店(うち約70店がクイーンズランド州) |
| 展開地域 | クイーンズランド州中心 |
| 創業 | 1975年(ブリスベン) |
NightOwlは、ブリスベンで生まれた老舗のコンビニチェーンです。7-Elevenのオーストラリア1号店より2年早い創業で、名前のとおり夜遅くまで頼れるお店として親しまれてきました。店舗の大半がクイーンズランド州にあり、ブリスベンやゴールドコースト、サンシャインコーストで見かけます。
クイーンズランド州には7-Elevenもあるため、ブリスベン周辺では両方を使い分けることになります。
留学生目線のひとこと:ブリスベン・ゴールドコーストへの留学なら、NightOwlは「地元のコンビニ」として自然に生活に入ってきます。
⑤OTR(オン・ザ・ラン)
| 店舗数 | 約190店(2025年時点の公開データ) |
| 展開地域 | 南オーストラリア州中心 |
| 運営会社 | 2024年3月からViva Energy傘下 |
OTR(On the Run)は、アデレードを中心とする南オーストラリア州で広く展開している、ガソリンスタンド併設のコンビニです。7-Elevenが南オーストラリア州に出店していないこともあり、アデレードでは「コンビニといえばOTR」という感覚に近い存在です。
2024年からは、Reddy Expressと同じViva Energyのグループに入っています。
留学生目線のひとこと:アデレードに留学する方は、7-Elevenのコーヒーやアプリ特典が使えない前提で、生活圏のOTRやスーパーの営業時間を早めに把握しておきましょう。
⑥Ampol Foodary(アンポル・フーダリー)
| 店舗数 | 直営のFoodaryが600店超(Ampolのサービスステーション全体では1,800超) |
| 展開地域 | 全国(ガソリンスタンド併設) |
| 運営会社 | Ampol(旧Caltex Australia) |
| 公式サイト | Ampol |
Ampolは、オーストラリアの大手燃料会社で、以前はCaltexのブランドで知られていました。そのサービスステーション(ガソリンスタンド)に併設されているのが、Foodaryというコンビニです。
街なかで歩いて使うというより、郊外や高速道路沿いで車移動の途中に立ち寄る店です。飲み物や軽食、トイレ休憩のために立ち寄ることが多くなります。
留学生目線のひとこと:ファームの仕事や地方ラウンドでは、町と町の間で頼れるのはこうしたガソリンスタンド併設の店だけ、という区間もあります。
コンビニはスーパーより高い?価格差の実例

結論から言うと、1つずつ買う場合、コンビニはスーパーより高めです。ただし、7-Elevenの「2本でいくら」というドリンクセールは、1本あたりに直すとスーパーの定価より安くなる例があります。2026年9月に確認できた価格で比べてみましょう。
| 商品 | 7-Eleven(2026年9月のセール) | スーパー(Coles・Woolworths) |
|---|---|---|
| Powerade 600mL | 2本$7.50(1本あたり$3.75) | Coles 定価$4.60/特売時 2本$6.70(1本あたり$3.35) |
| Monster 500mL | 2本$8(1本あたり$4) | Coles $4.45/Woolworths $4.70 |
| Ghost 500mL | 2本$9(1本あたり$4.50) | — |
| Daniel’s Donuts | 2個$7 | —(スーパーでは扱いなし) |
| ランチセット | Lunch Legends(フード+ドリンク)$6/Gourmet Meal Deal $8 | — |
| コーヒー | Regular $2/Large $3 | カフェでは一般的にこれより高い |
| ※7-Elevenのセール価格は2026年9月2日〜29日の公式キャンペーン。スーパー価格は2026年9月11日時点の確認値で、時期・店舗により変わります。コーヒー価格は2022年10月以降の報道にもとづく目安です。 | ||
エナジードリンクやスポーツドリンクを「2本まとめて」買うなら、7-Elevenのセールはスーパーの定価より安く買える場合があります。一方、スーパーが特売の週にはスーパーのほうが安くなります。つまり、「コンビニ=必ず高い」ではなく、セール品かどうかで逆転するのがオーストラリアのコンビニ価格の実態です。
ただし、パン・牛乳・お米・野菜といった日常の食料品は、スーパーのほうが安く種類も豊富です。スーパー各社の特徴はオーストラリアのスーパーの記事で比較しています。
💡 コンビニで損をしないコツ
① 単品の定価で買わず、「2本で$◯」などのセール棚から選ぶ。
② 7-Elevenはアプリ限定の日替わりドリンクセールがあるので、会計前にアプリを開く。
③ 温かい食べ物や調理済みの食品にはGST(10%の消費税)がかかる。生鮮食品などGSTがかからない食品の範囲はGSTがかからない食品の記事で確認できる。
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日本のコンビニとの違い|「無いもの」と「あるもの」

日本のコンビニに慣れていると、オーストラリアのコンビニでは「あれがない」と感じる場面がいくつもあります。反対に、日本にはない便利なサービスもあります。代表的な違いを一覧にしました。
| 項目 | 日本のコンビニ | オーストラリアのコンビニ |
|---|---|---|
| お酒の販売 | ✓ | ✗(Bottle shopで購入) |
| お弁当・おにぎりの充実した棚 | ✓ | △(7-Elevenの一部で日本式おにぎりあり) |
| ホットフード(パイ・ピザなど) | ✓ | ✓(7-Elevenなど) |
| マルチコピー機・写真プリント | ✓ | ✗(一般的ではない) |
| 公共料金の支払い・チケット発券 | ✓ | ✗(一般的ではない) |
| イートインスペース | ✓(店舗による) | △(ほとんどない) |
| 交通カードのチャージ | ✓ | ✓(取扱店のみ) |
| ガソリンスタンド併設 | △(少ない) | ✓(主流の形態の1つ) |
| 宅配ロッカー | ✓ | ✓(7-Eleven×Australia Post) |
| ※△は店舗・チェーンによって異なるものです。 | ||
お酒は売っていない
日本との一番大きな違いは、コンビニでビールやワインが買えないことです。オーストラリアでは持ち帰り用のお酒を売るのに酒類販売のライセンスが必要で、コンビニは通常このライセンスを持っていません。
お酒は、Dan Murphy’s、BWS、Liquorlandといった「Bottle shop(ボトルショップ)」と呼ばれる酒屋で買います。スーパーの隣に併設されていることが多く、夜遅くまで開いている店もあります。
⚠ お酒とタバコは年齢確認が厳しい
① 18歳未満はお酒もタバコも買えません。見た目が若いと判断されると、身分証の提示を求められます。
② 年齢確認には写真付きの身分証が必要です。留学生はパスポートを求められることが多いので、夜に出かけるときは持ち歩き方も考えておきましょう。
③ タバコは日本よりかなり高額です。コンビニで売られていても、購入時は必ず正規品かどうかにも注意しましょう。
ホットフードと日本の味
「オーストラリアのコンビニには温かい食べ物がない」と思われがちですが、7-Elevenにはホットフードのコーナーがあります。公式サイトに載っている主な商品は、オーストラリア産牛肉のミートパイ、ソーセージロール、パスティ、ラザニア、スパゲティ・ボロネーゼ、ライス付きのバターチキン、ピザ、ステーキ&マッシュルームのグルメパイなどです。
さらに、7-Elevenでは「Japanese Range」として日本の味も増えています。おにぎりはチキン照り焼き、韓国風BBQビーフ、ツナマヨ、スパイシーツナ、カレーチキン、甘辛フライドチキンの6種類。ほかに、たまごサンド、手巻き寿司、十勝バターデニッシュ、餃子、BOSSコーヒー、抹茶キットカット、クーリッシュ、ハイチュウなども並びます。
おにぎりは当初ビクトリア州(メルボルン)の店舗から始まり、2024年にニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州へ広がりました。ただし、日本のように全店で10種類以上が並ぶわけではなく、置いていない店舗もあります。
留学生目線のひとこと:ホームシックになったときの「おにぎり1個」は、渡航直後の心の支えになります。安く軽食を済ませたい日は、ベーカリーやファストフードと比べて選ぶのもおすすめです。
コピー・支払い・トイレ事情
日本のコンビニでおなじみのマルチコピー機や、公共料金の支払い、コンサートチケットの発券といったサービスは、オーストラリアのコンビニでは一般的ではありません。書類の印刷は、学校や図書館、文房具チェーンのOfficeworksなどを利用するのが基本です。
また、街なかのコンビニではお客さん用のトイレを借りられないことが多く、イートインスペースもほとんどありません。ガソリンスタンド併設の店舗にはトイレがあることが多いため、長距離移動のときは休憩場所として覚えておくと便利です。
留学生・ワーホリのコンビニ活用法6選

「スーパーより高いなら使わなくていい」と考えるのはもったいないです。オーストラリアのコンビニには、留学生・ワーキングホリデーの方こそ使いこなしたい場面があります。
①$2コーヒーで朝の一杯
7-Elevenのコーヒーは、2009年から長いあいだ$1で親しまれてきました。2022年10月4日に値上げされ、現在はRegularが$2、Largeが$3と報じられています(1AU$=100円の場合:約200円・約300円)。マイカップを持参すると割引になる仕組みも、値上げの際に報じられました。
2025年7月30日〜9月30日には、毎日13時〜15時の時間限定でコーヒーを$1にするキャンペーンも行われました。カフェ文化の国オーストラリアでは、カフェのコーヒーは一般的にこれより高いため、「毎朝のコーヒーはセブン」という留学生も多くいます。
②深夜・早朝の買い物
オーストラリアのスーパーは、日本より閉店時間が早い店が多く、地域によっては日曜日の営業時間が短いこともあります。夜遅くに学校の課題を終えたあとや、早朝のアルバイト前に何か買いたいとき、頼れるのがコンビニです。
ただし、すべての店舗が24時間営業というわけではありません。7-Elevenも店舗ごとに営業時間が異なるため、自宅や学校の近くの店舗の営業時間を公式サイトの店舗検索で確認しておきましょう。
③交通カードの購入・チャージ
オーストラリアの主要都市では、公共交通機関にICカード型の交通カードを使います。駅の券売機やオンラインでもチャージできますが、コンビニの取扱店でも購入・チャージができるので、家の近くに駅がない方には便利です。
| 都市 | カード | コンビニでの扱い |
|---|---|---|
| シドニー(NSW) | Opal | 7-Elevenなどの取扱店で購入・チャージ可能。オンラインでの最低チャージ額は大人$10 |
| メルボルン(VIC) | myki | myki対象エリア内の7-Elevenでチャージ可能 |
| ブリスベン周辺(SEQ) | go card | 7-Elevenなどが取扱店。南東クイーンズランド全体で1,600ヶ所超の購入・チャージ場所あり |
| ※取扱店かどうかは店舗ごとに異なります。事前に各交通局の公式サイトで最寄りの取扱店を確認してください。 | ||
公式の案内は、Transport for NSW(Opal)、Transport Victoria(myki)、Translink(go card)で確認できます。なお、7-Elevenで交通カードをチャージしても、Velocityポイントは貯まりません。
④Australia Postの荷物受け取り
7-Elevenの一部店舗には、Australia Post(オーストラリアの郵便)の宅配ロッカーが設置されています。2021年の公式発表では、無料で24時間使える受け取り場所として200店を超える店舗から導入が始まりました。
シェアハウスに住んでいて日中は荷物を受け取れない、オンラインで買った物を確実に受け取りたい、というときに便利です。受け取り場所の指定はAustralia Postの手続きで行います。
⑤ポイントとガソリン割引
7-Elevenでは航空会社系のVelocityポイントが貯まり、店内の買い物$1につき2ポイントが付きます(交通カードのチャージ、タバコ、携帯電話のチャージ、ギフトカードなどは対象外)。Reddy ExpressではColesグループのFlybuysが使えます。
車を持つワーホリの方には、ガソリン代の節約機能も見逃せません。My 7-Elevenアプリの「Fuel Price Lock」は、近くの店舗の中で一番安いガソリン価格を最長7日間ロックして、その価格で給油できる機能です(上限150L)。Reddy ExpressではColesのレシートで1Lあたり4セントの割引が受けられます。
⑥両替・ATMは要注意
日本円からオーストラリアドルへの両替は、コンビニの標準的なサービスではありません。両替は空港や街なかの両替専門店、銀行を使うか、そもそも両替せずに海外で使えるカードで支払うのが今の主流です。カード選びはオーストラリアで使えるクレジットカードの記事を参考にしてください。
コンビニの店内にはATMが置かれていることが多く、現金を引き出すこと自体はできます。ただし、銀行以外の会社が運営するATMでは手数料がかかる点に注意が必要です。
⚠ コンビニATMの手数料に注意
① 銀行以外が運営するATMでは、1回あたり$2.50〜$4.00程度の手数料がかかることがあります。
② 引き出し前の画面に手数料が表示されるので、金額を確認してから進みましょう。
③ 現地で銀行口座を開いたら、なるべく自分の銀行のATMを使うのが節約の基本です。
渡航前の口座・カード準備もまとめてご相談ください!
スーパー・100均・コンビニの賢い使い分け
ここまでの内容を、留学生の生活に当てはめて整理します。オーストラリアで生活費を抑えるカギは、「どの店で何を買うか」を決めておくことです。
| お店 | 向いている買い物 | 向いていない買い物 |
|---|---|---|
| スーパー | 毎日の食料品、自炊の材料、まとめ買い | 深夜・早朝の急な買い物 |
| ディスカウントストア・100均 | 日用品、キッチン用品、文房具 | 食料品の買い足し |
| コンビニ | コーヒー、セールのドリンク、交通カードのチャージ、深夜の買い物 | 日常の食料品、単品の定価買い |
家賃や食費を含めた1ヶ月の生活費はオーストラリアの物価・生活費の記事で、日用品を安く揃えるお店は100均・ディスカウントストアの記事で紹介しています。コンビニは「全部をここで済ませる店」ではなく、「セール品と時間外の強い味方」と考えると、上手に付き合えます。
よくある質問(FAQ)
Q. オーストラリアのコンビニは日本より高いですか?
A. 単品で買うとスーパーより高めになることが多いです。
ただし7-Elevenの「2本でいくら」のドリンクセールは、1本あたりで見るとスーパーの定価より安くなる例もあります。日々の食料品はスーパー、急ぎのときや特売品はコンビニ、と使い分けるのがおすすめです。
Q. オーストラリアのコンビニでお酒は買えますか?
A. 基本的に買えません。
オーストラリアではお酒の販売に酒類販売のライセンスが必要で、コンビニは通常このライセンスを持っていません。お酒はDan Murphy’s、BWS、LiquorlandといったBottle shop(酒屋)で買います。購入時は年齢確認のため身分証の提示を求められることがあります。
Q. セブンイレブンのコーヒーはいくらですか?
A. 2022年10月以降、Regularが$2、Largeが$3と報じられています。
それまでは2009年から長く$1でした。マイカップ持参で割引になる仕組みや、期間・時間限定で$1に戻るキャンペーンが行われたこともあります。価格は店舗や時期で変わるため、店頭で確認してください。
Q. コンビニで交通カードのチャージはできますか?
A. シドニーのOpal、メルボルンのmyki、ブリスベン周辺のgo cardは、7-Elevenなどの取扱店で購入やチャージができます。
ただし取扱店かどうかは店舗ごとに異なるため、各交通局のサイトで最寄りの取扱店を確認してから行くと確実です。
Q. オーストラリアのコンビニにおにぎりや日本の商品はありますか?
A. 7-Elevenでは「Japanese Range」として、ツナマヨやチキン照り焼きなどのおにぎり、餃子、BOSSコーヒー、抹茶キットカット、ハイチュウなどを扱っています。
おにぎりはビクトリア州から始まり、2024年にニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州へ広がりました。品揃えは店舗によって異なります。
Q. コンビニで外貨両替やATMは使えますか?
A. 外貨両替はコンビニの標準サービスではないため、両替専門店や銀行、海外で使えるカードを利用するのが基本です。
店内ATMは使えますが、銀行以外が運営するATMでは1回あたり$2.50〜$4.00程度の手数料がかかることがあります。現金を引き出すなら自分の銀行のATMを使いましょう。
この記事の情報源
この記事は、2026年9月11日時点で各社・各交通局が公表している情報と報道にもとづいて作成しています。価格・キャンペーン・店舗数・取扱サービスは変わることがあるため、実際に利用される際は必ず公式ページで最新の内容をご確認ください。
- 7-Eleven Australia|About us(創業年・展開州・主なサービス)
- 7-Eleven Australia|Japanese Range(おにぎりなど日本の商品)
- 7-Eleven Australia|Hot food(ホットフードの品揃え)
- 7-Eleven Australia|Deals & Offers(2026年9月2日〜29日のセール価格)
- 7-Eleven Australia|Velocity Frequent Flyer(ポイント付与率と対象外の取引)
- 7-Eleven Australia|Australia Postとの提携ニュース(宅配ロッカー、2021年8月5日)
- Reddy Express|About(店舗数・Flybuys・ガソリン割引)
- Viva Energy|Viva Energy launches Reddy Express(Coles Expressからの転換、2023年)
- EzyMart|公式サイト(チェーン概要)
- Wikipedia|EzyMart(創業年・店舗数、2025年時点)
- Ampol|公式サイト(サービスステーションとFoodary)
- Coles|Powerade 600mL(スーパー価格の比較、2026年9月11日確認)
- Transport for NSW|transportnsw.info(Opalの購入・チャージ)
- Transport Victoria|transport.vic.gov.au(mykiのチャージ)
- Translink|translink.com.au(go cardの取扱店)
- Inside FMCG|7-Eleven bets Australia can prove global convenience model(店舗数・改装・1,000店計画、2026年2月23日)
- SmartCompany|7-Eleven hike famous $1 coffees(コーヒーの値上げ、2022年)
- OzBargain|7-Eleven $1 coffee(時間限定$1キャンペーン、2025年)
まとめ
オーストラリアのコンビニは、日本のように「生活のすべてが揃う場所」ではなく、スーパーを補う存在です。お酒やマルチコピー機はなく、単品の価格はスーパーより高めですが、7-Elevenの2本セールやアプリ特典を使えばスーパーの定価より安く買える商品もあります。2024年にセブン&アイ・グループに加わった7-Elevenでは、おにぎりなど日本の味も増えてきました。
シドニーやメルボルン、ブリスベンに住むなら7-Elevenのアプリと交通カードのチャージを、アデレードならOTR、ワーホリで車を使うならReddy ExpressやAmpolのガソリン割引を、それぞれ覚えておくと生活がぐっと楽になります。
まずは渡航後すぐにMy 7-Elevenアプリを入れ、住む場所の近くのコンビニとスーパーの営業時間を確認するところから始めてみてください。
アイエス留学のサポート
コンビニやスーパーの使い分けは、住む都市や滞在スタイルによって大きく変わります。「どの都市なら生活費を抑えられるか」「ワーホリで車を持つべきか」など、現地生活の具体的な疑問も、アイエス留学なら出発前から一緒に考えられます。
アイエス留学は、30年以上・30,000人以上の留学生をサポートしてきました。2025年7月からは、オーストラリア政府登録の日本人移民代理人(MARN)による日本語でのビザ相談も始めています。これまで培った経験と専門知識を活かし、失敗しない学校・コース選びから、戦略的なビザ申請まで一人ひとりに合わせたサポートをご提供します。
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